スマートフォンがハッキングされた場合、個人情報やアカウントのパスワード、さらにはクレジットカード情報が盗まれ、不正利用される可能性があります。
そのため、事前に対策で攻撃を防止し、万が一、ハッキングされた場合は焦らず対処する必要があります。
この記事では、ハッキングからスマートフォンを守る対策法から、原因や万が一のための対処法について解説しています。
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目次
スマホがハッキングされる原因
スマホがハッキングされる主な原因として、以下のことが挙げられます。
Androidのハッキング(乗っ取り)手口や対処法は、下記の記事で詳しく解説しています。
フィッシング攻撃
スマホハッキングの大きな原因の一つがフィッシング攻撃です。
攻撃者は正規の企業や知人を装い、メールを送信し、Eメールからフィッシングサイトへ誘導したり、不審なアプリをダウンロードさせるなど、ユーザーを危険な状態に晒します。
不審なメールに添付されたURLは、クリックしないようにしましょう。
マルウェア攻撃
マルウェアは、ウイルスやトロイの木馬など悪意のあるソフトウェアの総称で、不正なウェブサイトやアプリから侵入してくることが多いです。
マルウェア攻撃を受けると、個人情報が盗まれたり、スマホが遠隔操作されたりすることがあります。
アプリは公式のアプリストアからダウンロードし、ウェブサイトを閲覧する際にはセキュリティ対策が施されたブラウザを使用しましょう。
SMSでのフィッシング詐欺
SMSを使った詐欺も、スマホがハッキングされる原因となります。信頼できる企業などを装ってSMSを送り、リンクをクリックさせる手口が用いられます。
不審なSMSに添付されたリンクは開かず、疑わしい場合は本物のURLと見比べることが大切です。
公共Wi-Fiの悪用
公共のフリーWi-Fiは非常に便利ですが、セキュリティ面でリスクを伴います。
通信が暗号かされないため、悪意のある者が公共Wi-Fiを通じて、接続しているスマホから情報を盗み出す可能性があります。
これを防ぐためには、VPNが有効です。通信内容が暗号化され、盗聴やデータの改ざんを防ぐことができます。
Bluetoothを使ったハッキング
Bluetoothを悪用したハッキングもあります。
プロのハッカーは特殊なソフトウェアを使用します。通常、人口が多い場所で行われ、攻撃者はBluetoothから画像や連絡先など、全ての情報にアクセスできる場合があります。
不要な時はBluetoothをオフにする、知らないデバイスからの接続要求は拒否することが重要です。
スマホがハッキングされた場合の調査方法について以下の記事でも解説しています。ぜひご一読ください。
スマホをハッキングから守るための対策法
スマホをハッキングから守る為の対策として、以下の方法があります。ハッキングの疑いが無い場合でも、確認するようにしましょう。
パスワードを定期的に更新する
スマホのセキュリティを高めるためには、パスワードの定期的な更新が重要です。
定期的にパスワードを変えることで、万が一、古いパスワードが漏れた場合でも、被害を最小限に抑えることができます。
また、パスワードは簡単に推測されないよう、英数字・記号を組み合わせましょう。
ソフトウェアを更新する
AndoroidやiOSなど、スマホのソフトウェアは最新の状態に保つようにしましょう。
ソフトウェアの更新には、セキュリティ上の問題点が修正、強化されています。更新を怠ると、ハッキングされるリスクが高まるため、放置しないようにしましょう。
VPNを利用する
公共Wi-Fiを使う場合には、VPNを活かすことがスマホのセキュリティを守る上で効果的です。
VPNを使うことで、通信が暗号化され、外部からの盗聴やデータの改ざんを防ぐことができます。
二段階認証を使用する
二段階認証は、パスワードだけでなく、スマホに送られる一時的なコードなど、二つの要素でログインを確認する方法です。
これを活かすことで、パスワードが漏れたとしても、不正アクセスを防ぐことができます。多くのサービスで提供されているので、重要度の高いアカウントは事前に設定しましょう。
公式アプリストア以外からのインストールは避ける
アプリは、Google PlayやApp Storeなどの公式アプリストアからダウンロードすることが重要です。
非公式の場所からダウンロードしたアプリには、マルウェアが含まれているリスクがあります。公式のアプリストアでは、一定のセキュリティ基準を満たした物のみが出ているため、安全だと言えます。
事前に対策していても、完全に防止することはできません。万が一、ハッキングがされた場合は、調査会社で感染経路を特定し、専門家の下で再発防止の対策を講じるようにしましょう。特に、法的要件やコンプライアンスが関わる場合、サイバーセキュリティ専門家による適切な報告や文書作成の手助けが重要となります。
スマホがハッキングされた場合の3つのリスク
スマホがハッキングされた場合の大きなリスクとして、以下の3つがあります。
個人情報が漏えいする
スマホがハッキングされた場合、最も懸念されるのが個人情報の漏えいです。
連絡先、メール、写真など、スマホには大量の個人情報が保存されています。これらの情報が漏れることで、個人のプライバシーが侵害されるだけでなく、悪用されるリスクもあります。
第三者に端末を操作される
ハッキングによって、スマホが第三者に遠隔操作されることもあります。
これにより、不正なアプリのインストールや、攻撃者によって第三者に勝手にメールが送信されるなどのリスクがあります。
カメラのシャッター音がなる場合は、盗撮されている可能性があります。こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
クレジットカードが悪用される
クレジットカード情報が盗まれ、不正利用される可能性があります。
カード情報が漏えいする原因は、フリーWi-Fiの接続時に情報を入力したことや、アカウントに保存していた情報が盗まれたことが考えられます。
勝手にオンラインショッピングや課金がされ、高額請求されるケースも少なくありません。調査会社では、カード不正利用の原因調査だけでなく、裁判でも使用できる証拠の確保が可能です。
ハッキングによってカードの不正利用が発生している場合は、調査会社に相談しましょう。
スマホがハッキングされた場合の対処法
事前に対策していてもハッキングされた場合は、慌てずに以下の対処法を実行してください。被害を最小限に抑えることができます。
パスワードを変更する
スマホがハッキングされたことが判明したら、まずパスワードを変更しましょう。これにより、不正アクセスを防ぎ、さらなる被害の拡大を防ぐことができます。
特に、Apple IDやメールアカウント、銀行やSNSなど、重要なアカウントのパスワードは速やかに変更することが推奨されます。
オフラインに設定する
ハッキングの攻撃を最小限に抑えるために、スマホをオフラインに設定しましょう。
これによって、外部との通信が遮断され、攻撃者がインターネットを介して端末を操作することが不可能になります。
不審なメールやSMSを開かない
ハッキングされた後、被害を最小限にするには、不審なメールやSMSは開かないことが重要です。
不審なリンクや添付ファイルが含まれているメールやSMSには注意し、開かないようにしましょう。
個人情報が漏えいした場合は調査会社に依頼する
個人情報が漏えいした疑いがある場合、その全貌を一個人が解明するのは非常に困難です。データ漏えいの原因究明や、漏えいした情報の範囲を特定する作業は、専門知識と高度な技術を要するからです。
そのため、このような状況で効果的な対応を行うには、専門の調査会社に依頼することが推奨されます。調査会社には「フォレンジック技術」をはじめとする専門的な技術を持った専門家が存在しており、高度なデータ解析を行い、どのような手口でデータが漏えいしたかを明らかにすることができます。また、専門家は漏えいの原因を突き止めた上で、セキュリティ上の脆弱性を修正し、同様の問題が再発しないよう適切な対策を講じることができます。
これにより、漏えいの影響を最小限に抑え、信頼性の高い対策を行うことができます。
なお、法人組織の場合、漏えいした情報に関する法的対応が必要になる場合がありますが、専門の調査会社はこうした法的な側面もサポートしてくれるため、法令遵守しつつ事態の収束を図ることにも貢献することができます。
スマホがハッキングされた場合は調査会社に相談する
ハッキング、不正アクセス、乗っ取り、情報漏えいのような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。しかし、自力で調査を行うと、調査対象範囲が適切でなかったり、意図しない証拠データの消失が発生しやすく、不完全な結果になる恐れがあります。
このような事態を防ぎ、適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。
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