サイバー攻撃

中古スマホにおけるハッキングの危険性とは?対策や購入する際のポイントを解説

中古スマホは、新品のものに比べてコストが低く、廃盤になったモデルを入手できるなどのメリットがある一方、セキュリティリスクが伴います。

特にハッキングの脅威は、中古スマホを購入する際に無視できない問題です。スマホがハッキングされると、アカウントが乗っとられたり、個人情報が漏えいしたりするなど深刻な被害が生じます。不審なアプリがインストールされていたり、動作に異常が見られたりする場合は、注意が必要です。

この記事では、中古スマホにおけるハッキングの危険性や対策、メリット・デメリットや購入する際のポイントを解説しています。

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中古スマホにおけるハッキングの危険性

中古スマホの購入は、セキュリティの観点からいくつかのリスクが伴います。

Androidのハッキング(乗っ取り)手口や対処法は、下記の記事で詳しく解説しています。

Androidがハッキングされた?乗っ取り時に現れるサイン11選と対処法Androidがハッキング・乗っ取りされたことを確認する方法として、「セキュリティアプリを利用する」「通信料をチェックする」「ハッキング調査専門会社に相談する」などの確認方法がございます。もしハッキングされている場合は、クレジットカードを停止するなど、早急に対処しましょう。...

GPSアプリを使って遠隔操作される

「iPhoneを探す」や「Androidデバイスマネージャー」などのGPSアプリは、悪意ある第三者によって遠隔操作の手段として利用される可能性があります。たとえば、位置情報を追跡されたり、メッセージのやり取りや通話履歴などのデータが盗まれたりすることが考えられます。

不正アプリがインストールされている

以前の所有者や信頼性のない販売者によって、意図的に不正アプリがインストールされていることがあります。これらのアプリは、表面上は正規のアプリと区別がつきにくく、ユーザーが気づかずに利用してしまう危険性があります。

不正アプリは、個人情報の窃取、広告の表示、デバイスの遠隔操作など、さまざまな悪意ある活動に利用される可能性があります。

ウイルスに感染している

中古スマホがウイルスやマルウェアに感染している可能性もあります。これらの悪意あるソフトウェアは、個人情報の盗難、デバイスの遠隔操作、身代金の要求など、重大なセキュリティ問題を引き起こします。

感染したデバイスを使用すると、オンライン活動を追跡されたり、他のデバイスにウイルスが拡散したりするリスクがあります。

私たちデジタルデータフォレンジックは官公庁、上場企業、捜査機関等を含む幅広いインシデントに対応経験があります。お電話またはメールでお問合せいただくと、状況のヒアリングと対応方法、お見積りを無料でご案内いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

中古スマホをハッキングから守るための対策

中古スマホをハッキングから守るための対策方法は、以下のとおりです。

スマホを初期化する

中古スマホを手に入れたら、スマホを初期化しましょう。工場出荷時の状態にリセットすることで、前の所有者のデータや不正アプリが完全に削除され、安心して端末を使用できます。

赤ロムか確認する

「赤ロム」とは、ネットワークの利用制限がかかっているスマホのことです。これは、盗難されたデバイスや不正な手段で入手されたデバイスによく見られます。

中古スマホを購入する際には、赤ロム状態でないことを確認し、信頼できる販売元から購入することが重要です。赤ロムのデバイスを使用すると、通信キャリアによってサービスが停止されるリスクがあります。

OSを最新の状態にアップデートする

中古スマホをハッキングから守るために、OSを最新の状態にアップデートしましょう。OSを最新の状態に保つことで、セキュリティ上の脆弱性を修正し、ハッキングのリスクを最小限に抑えられます

専門の調査会社にてハッキングの有無を確認する

中古スマホがハッキングされているか確認したい場合は、専門の調査会社に相談するのがおすすめです。

スマホのハッキングの有無を確認するのは難易度が高く、個人で行うと正確な結果を得られない可能性があります。例えば、潜在的な脅威を見逃すリスクがある他、不適切なツールや手法を使用することでさらにシステムを危険に晒すことになりかねません。

しかし、専門業者で調査すれば、高度な技術と経験を持つエンジニアが最新のツールを使用して徹底的に調査を行いますので、より正確で信頼性の高い結果が得られます。また、もしハッキングの証拠が見つかった場合、その対処法や今後のセキュリティ強化のための具体的なアドバイスを受けることができます。

▶DDFのハッキング調査についてはこちら

スマホのハッキング調査をしたい場合は、専門業者に相談する

DDFハッキング、不正アクセス、乗っ取り、情報漏えいのような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。しかし、自力で調査を行うと、調査対象範囲が適切でなかったり、意図しない証拠データの消失が発生しやすく、不完全な結果になる恐れがあります。

このような事態を防ぎ、適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。

フォレンジック調査では、インシデント対応のプロが初動対応から、専門設備でのネットワークや端末の調査・解析、調査報告書の提出によって問題の解決を徹底サポートします。

デジタルデータフォレンジックでは、お電話またはメールでお問合せいただくと、状況のヒアリングと対応方法、お見積りを無料でご案内いたします。法人様の場合、ご相談から最短30分で初動対応のWeb打合せも開催しておりますので、お気軽にご相談ください。

官公庁・上場企業・捜査機関等まで幅広い調査対応経験を持つ専門の担当者が対応させていただきます。

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対応機種

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フォレンジック調査会社への相談方法

インシデントが発生した際、フォレンジック調査を行うか決定していない段階でも、今後のプロセス整理のために、まずは実績のある専門会社へ相談することを推奨しています。

取引先や行政に報告する際、自社での調査だけでは、正確な情報は得られません。むしろ意図的にデータ改ざん・削除されている場合は、情報の信頼性が問われることもあります。

インシデント時は、第三者機関に調査を依頼し、情報収集を行うことを検討しましょう。

DDF(デジタルデータフォレンジック)では、フォレンジックの技術を駆使して、法人/個人を問わず、お客様の問題解決をいたします。

当社では作業内容のご提案とお見積りのご提示まで無料でご案内しております。

解析した結果は、調査報告書としてレポートを作成しています。作成した報告書には、調査で行った手順やインシデントの全容などが詳細に記載され、法執行機関にも提出可能です。

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調査の料金・目安について

まずは無料の概算見積もりを。専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。
機器を来社お持込み、またはご発送頂ければ、無料で正確な見積りのご提出が可能です。
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中古スマホのメリット・デメリット

中古スマホを購入する際は、メリットとデメリットを十分に検討することが大切です。

中古スマホのメリット・デメリット

メリット

中古スマホには以下のようなメリットがあります。

  • コストを削減できる
  • 電子廃棄物の削減につながる
  • 廃盤になったモデルや海外モデルが手に入る

中古スマホの最大の魅力は、新品に比べて安価であることです。特に高価な最新モデルも、中古市場では大幅に価格が下がるため、予算に応じてより良いスペックのデバイスを手に入れることができます。

また、 中古スマホを購入することでリサイクルを促進し、電子廃棄物の削減に貢献できます。さらに、中古市場では、生産終了したモデルや国内では販売されていない海外モデルなど、豊富な選択肢の中からデバイスを見つけることが可能です。

デメリット

一方、中古スマホには以下のようなデメリットもあります。

  • セキュリティリスクが高い
  • 保証が限定的、もしくは全くない
  • バッテリー性能が低下している

中古スマホは、「前の所有者からのデータが完全には消去されていない」「不正なソフトウェアがインストールされている」など、セキュリティ上のリスクが伴います。これらのリスクは、個人情報の漏洩や不正アクセスの原因となるため、注意が必要です。

また、新品購入時と比べ、中古スマホは製品の保証が限定的であるか、全く提供されていない場合があります。これにより、何かトラブルが発生した場合でも、サポートを受けにくくなる可能性があります。

さらに、スマホのバッテリーは消耗品であり、使用に伴って性能が低下します。中古スマホでは、バッテリーの寿命が短くなっている可能性が高く、交換が必要になる場合があります。

中古スマホを購入する際のポイント

中古スマホを購入する際のポイントは以下のとおりです。

信頼できる販売店を選ぶ

中古スマホを購入する際には、信頼性のある販売店を選択することが非常に重要です。信頼できる販売店では、商品の品質を保証するために、スマホの機能チェックや清掃、場合によっては修理を行った上で販売しています。

また、保証期間が設けられていることも多く、万が一問題が発生した場合にはサポートを受けることが可能です。購入前に店舗のレビューや評判をチェックし、過去の購入者の体験談を参考にすることがおすすめです。

フリマアプリやオークションサイトからの購入は特に注意する

フリマアプリやオークションサイトから中古スマホを購入する場合は、特に注意が必要です。個人間で直接取引が行われると、商品の品質を保証するものがありません。偽物や故障が隠されている可能性もありますので、出品者の評価やレビューをしっかりと確認することが重要です。

また、商品説明を入念に読み、疑問点があれば出品者に質問することも大切です。安全な取引のためには、取引履歴や信頼性の高い出品者から購入することを心がけましょう。

よくある質問

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対応内容・期間などにより変動いたします。
詳細なお見積もりについてはお気軽にお問い合わせください。
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土日祝も対応してもらえますか?

可能です。当社は特定の休業日はございません。緊急度の高い場合も迅速に対応できるように、365日年中無休で対応いたしますので、土日祝日でもご相談下さい。

匿名相談は可能でしょうか?

もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格(ISO24001)およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。

 

 

まとめ

今回は、中古スマホにおけるハッキングの危険性や対策方法・メリット・デメリット・購入する際のポイントを解説しました。

中古スマホは、新品のものに比べてハッキングのリスクが高いです。端末がハッキングされると、個人情報が漏えいしたり、遠隔操作されたりする可能性があります。

そのため、中古スマホを購入する際は販売元やセキュリティリスクをしっかりと確認することが大切です。また、購入後はハッキングの有無を調査することで、より安心して端末を使用できるでしょう。

この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数32,377件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

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