株式会社三晃空調は、2025年11月に自社システムが不正アクセスを受け、複数のサーバおよび端末がランサムウェアに感染する被害が発生したことを、12月11日に公式に公表しました。
本記事では、同社が発表した情報をもとに、攻撃の経緯や現在の対応状況、被害の範囲などについて時系列で整理し、丁寧に解説します。
目次
株式会社三晃空調がランサムウェア攻撃による被害を発表
2025年12月11日、株式会社三晃空調は、同社のシステムが不正アクセスを受け、複数のサーバおよびPC端末がランサムウェアに感染したことを公表しました。
この発表は「第一報」として公開されており、今後の調査結果に応じて情報を追加・更新していく方針も示されています。
2025年11月に株式会社三晃空調はランサムウェア攻撃を受ける
2025年11月21日、株式会社三晃空調の社内システムに障害が発生し、調査の結果、外部からの不正アクセスを受け、複数のサーバおよびPC端末がランサムウェアに感染していることが判明しました。
感染は同時多発的に複数機器へ及んでいた可能性があり、具体的な感染経路や使用されたマルウェアの種類などについては、現在も調査中とされています。
同日中には、以下の初動対応が実施されています。
- 感染した機器をネットワークから遮断
- 被害拡大の防止措置の実施
- 被害範囲の調査および原因の特定作業の開始
- 警察および個人情報保護委員会への報告
また、2025年12月11日には、同社公式サイトにて第一報が公開され、今回の事案について公に発表されました。今後も続報があり次第、随時公表する方針が示されています。
株式会社三晃空調の対応
三晃空調では、感染確認直後から以下の対応を進めています。
- 感染端末のネットワーク遮断と初期封じ込め対応
- 警察・個人情報保護委員会への報告
- 専門業者との連携による被害範囲の調査と原因の特定
- システム復旧作業と影響の最小化に向けた対応の継続
同社は、利用者や関係各所に向けて謝罪するとともに、今後の続報についても速やかに公表する姿勢を示しています。
ランサムウェア攻撃を受けた場合はフォレンジック調査が有効
フォレンジック調査とは、ランサムウェア攻撃やサイバー攻撃、情報漏えい、データ改ざんなどのセキュリティインシデントが発生した際に、その原因を特定し、被害範囲や影響を明らかにするための詳細な調査手法です。
もともと「フォレンジック」とは、犯罪や事件が起きた際に現場から犯行の手掛かりを収集・分析する「鑑識」を指す言葉であり、デジタル領域における証拠収集・分析は「デジタル鑑識」あるいは「デジタル・フォレンジック」とも呼ばれます。
被害発生時にフォレンジック調査が有効な理由は次の通りです。
- 侵入経路の特定:攻撃者がどこから侵入したかを明確にする
- 被害範囲の可視化:影響を受けたデータやシステムを把握する
- 証拠となるデータ保全:法的対応や保険請求に備えて証拠データを安全に保存する
- 再発防止策の策定:調査結果を基にセキュリティ体制を強化する
自社での確認だけでは限界があるため、第三者機関による客観的な報告書が信頼性の高い判断材料となります。とくに、個人情報保護委員会などの監督機関への報告が必要となる場合、正式な報告書が求められるケースもあるため、専門調査は不可欠です。
弊社デジタルデータフォレンジック(DDF)では、情報漏えい調査(ダークウェブ調査)やランサムウェア・サイバー攻撃の原因特定、被害範囲調査などを実施しています。官公庁、上場企業、捜査機関など、多様な組織のインシデント対応実績があり、相談や見積もりは無料、24時間365日体制でご依頼を受け付けています。
早期対応が被害拡大防止の鍵となりますので、まずはご相談ください。
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第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
まとめ
今回のランサムウェア被害は、企業の業務システムに対する不正アクセスによって発生した重大なセキュリティ事案であり、業務の継続性や情報資産の安全性に大きな影響を及ぼす可能性があります。
株式会社三晃空調は初動対応を速やかに行い、関係機関への報告および外部専門家との連携による復旧対応を進めており、再発防止策と情報の透明な公開が今後も求められます。
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