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ニュース・被害事例

ハウステンボスで不正アクセス被害発表、公式アプリや一部店舗に影響

長崎県佐世保市のテーマパークを運営する株式会社ハウステンボスは、2025年8月31日にシステムの一部に障害が起きたとを発表しました。

本記事では、ハウステンボスの公式発表をもとに、事案の経緯や現在確認されている影響、同社の対応について丁寧に解説します。

出典:ハウステンボス

株式会社ハウステンボスが不正アクセス被害を発表

株式会社ハウステンボスは、2025年8月29日に自社システムへの不正アクセスを確認し、8月31日に状況と調査の進捗を公表しました。現在、一部サービスに影響が出ており、外部専門機関と連携して原因究明と被害拡大防止に取り組んでいます。

株式会社ハウステンボスへの影響

影響として、ハウステンボス公式アプリにおけるアトラクション待ち時間表示が利用できないこと、一部レストラン店舗でレシートを受け取れないことが案内されています。

来場者および関係者に影響が及んでいることを踏まえ、同社は利用者に向けてお詫びを表明しています。

株式会社ハウステンボスの対応

株式会社ハウステンボスは、個人情報保護委員会および警察への報告を行うとともに、外部専門機関と連携し、被害状況の調査や拡大防止策を進めています。

出典:ハウステンボス

不正アクセスを受けた場合はフォレンジック調査が有効

不正アクセスが発生した際は、被害範囲や侵入経路を正確に把握しなければ、適切な対応や再発防止策を講じることはできません。そのため、専門的な解析技術を用いるフォレンジック調査の実施が有効です。

フォレンジック調査とは、サイバー攻撃、情報漏えい、データ改ざんなどのセキュリティ関連インシデントが発生した際に、その原因を特定し、被害の範囲や影響を明らかにするための詳細な調査手法です。

もともとフォレンジック調査は、犯罪や事件が起きた時、その現場から犯行の手掛かりとなる「鑑識」を指していました。特にデジタルデータからの証拠収集・分析は「デジタル鑑識」あるいは「デジタル・フォレンジック」とも呼ばれます。

被害発生時にフォレンジック調査が有効な理由は次の通りです。

  • 侵入経路の特定:攻撃者がどこから侵入したかを明確にする
  • 被害範囲の可視化:影響を受けたデータやシステムを把握する
  • 証拠となるデータ保全:法的対応や保険請求に備えて証拠データを安全に保存する
  • 再発防止策の策定:調査結果を基にセキュリティ体制を強化する

インシデントの内容によっては、個人情報保護委員会など特定の機関への報告義務が発生する場合があります。自社のみで調査を行うと、報告書が認められないケースもあるため、第三者機関による調査が一般的です。

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早期対応が被害拡大防止の鍵となりますので、まずはご相談ください。

サイバーセキュリティ対策を行いたい方へ

当社は累計約3.9万件ものサイバーインシデント対応実績があり、情報漏えいを引き起こさないための対策方法など豊富な知見を有しています。当社のサイバーセキュリティ専門家が、事前の予防から万が一の対応まで徹底サポートいたします。
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第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)

まとめ

今回の記事では、株式会社ハウステンボスにおいて自社システムが不正アクセスを受け、一部サービスに影響が生じている事案について解説しました。

企業に対する不正アクセスは、サービス停止や利用者への影響など深刻なリスクを伴います。今回のケースを踏まえると、外部専門機関との連携による調査や再発防止策の徹底、さらにはシステム全体のセキュリティ強化が今後ますます重要になるといえます。

不正アクセスや情報漏えいの対応については、継続的な監視体制と迅速な報告・対応が欠かせません。企業にとっては信頼性維持の観点からも、早期の対応が求められています。

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この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

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