LINEのトーク履歴が突然消えてしまったとき、「戻せるのか?もう無理なのか?」と不安になります。履歴の復元ができるかどうかは、スマホの設定やバックアップの有無、操作のタイミングによって大きく変わってきます。
本記事では、LINE履歴を復元できる条件や、自分でできる確認方法、復元が難しいケースについてわかりやすく解説します。
※やり取りが重要な場面では、証拠として使えるかどうかの観点もあわせて紹介します。
目次
LINEの履歴は復元できる?
LINE履歴の復元は、「バックアップの有無」と「削除からの経過時間」によって判断されます。バックアップがあれば復元できる可能性がありますが、バックアップがない場合や削除後に上書きされている場合は、自力での復元は難しくなります。
復元できるケース
次のような条件を満たしていれば、自分でトーク履歴を復元できる可能性があります。
- 事前にLINEのバックアップを取っている(iPhoneはiCloud、AndroidはGoogleドライブ)
- 同じOS同士(iPhone⇔iPhone/Android⇔Android)で機種変更している
- 引き継ぎ時に「トーク履歴を復元」を選んでいる
- バックアップ時点に復元したいトークが残っていた
※復元できるのはバックアップ時点までの履歴のみで、それ以降のやり取りは復元できません。
復元が難しい・できないケース
以下のような条件に該当する場合は、一般的な手段での復元が難しくなります。
- トーク履歴のバックアップを設定していなかった
- 削除後の状態でバックアップが上書きされている
- 削除後に時間が経ち、復元できる可能性が低くなっている(※一部の機種では、14日以内の履歴が一時的に保持されるケースもありますが、すべてが対象になるわけではありません)
- 異なるOS間で引き継ぎを行い、履歴が復元されていない
また、「バックアップなしでも復元できる」と謳う復元ソフトもありますが、安全性や成功率にはばらつきがあり、完全な復元は保証されません。利用する際は十分に注意が必要です。
「どうしても復元したい」「大切なやり取りを取り戻したい」と考える方でも、ある条件を満たさない限り、自力での完全な復元は困難になります。とくに「バックアップがない」「削除から時間が経っている」「誤操作をしてしまった」の場合は、一般的な操作やアプリでは対応しきれないケースもあります。
そのような場合でも、端末内に残る微細なデータや操作の痕跡をもとに、専門技術によって履歴を復元・証拠化する方法があります。
このような調査は「フォレンジック調査」と呼ばれ、やり取りの存在を技術的に裏付けることができるため、後にトラブルや法的手続きで活用したい場合にも有効です。
【自分でできる】LINE履歴の復元方法(iPhone/Android別)
まずはLINEの公式機能を使って復元できるかを確認しましょう。バックアップの設定状況や機種ごとの違いによって、対応方法が異なります。
1. まず確認すること
以下の項目を事前に確認しておくと、復元操作の成功率が高まります。
- iPhone/Androidのどちらかを確認
- バックアップの有無と日時(iCloudまたはGoogleドライブ)
- 同じ電話番号・LINEアカウントでログインしているか
2. iPhoneの場合(iCloudバックアップ)
iCloudにLINEトークが保存されている場合、以下の操作で復元を試みます。
- 「設定」→ユーザー名→「iCloud」→「ストレージ管理」でLINEのバックアップを確認
- LINEアプリを一度削除し、再インストール
- ログイン後に表示される「トーク履歴を復元」画面で「復元する」を選択
※復元できるのはバックアップ時点のトークまでで、それ以降の履歴は戻りません。
3. Androidの場合(Googleドライブ)
Googleドライブにバックアップがあるかを確認し、必要に応じて再インストールします。
- LINEアプリ→「設定」→「バックアップ・引き継ぎ」→「トークのバックアップ」で状況確認
- バックアップがあれば、アプリ再インストール後にログインして「トーク履歴を復元」を選択
※iPhoneと同様、復元できるのはバックアップ時点の履歴のみです。
4. 直近14日分だけ復元できる場合
以下の条件を満たせば、バックアップなしでも一部履歴を復元できるケースがあります。
- 「トーク履歴の暗号化用パスコード(6桁PIN)」を事前に設定していた場合
- Android ⇔ iPhone 間の引き継ぎでも、直近14日分は復元対象
※それ以前の履歴は復元できませんのでご注意ください。
5. バックアップがないときに自分でできること
バックアップがない場合は、以下のような方法で「内容の再確認」だけでもしておきましょう。
- 相手のスマホに残っていれば、スクリーンショットや転送で共有してもらう
- PC版LINEを使っていた場合は、トーク履歴をエクスポート(保存)する
※これらは再表示に過ぎず、完全な復元や証拠としての信頼性はありません。
LINE履歴の復元時の注意点
バックアップがない状態で操作を誤ると、履歴が完全に失われてしまう可能性があります。復元前の再インストールや再ログイン、トーク削除などの操作は慎重に行ってください。
また、操作後にLINEの使用を続けることで、削除されたデータ領域が上書きされてしまい、復元できる可能性が著しく低下します。気づいた時点で操作を止めることが重要です。
履歴が証拠として必要な場合や、復元操作に不安がある場合は、専門会社によるフォレンジック調査をご検討ください。
LINE履歴の復元が必要になる主なケース
LINEのトーク履歴を「あとから復元したくなる理由」は、思い出だけでなく、トラブル・証拠・金銭・業務など、より切実な場面で必要になることが多くなっています。
ここでは、よくある復元ニーズを5つのパターンに分類して紹介します。あなたの状況に近いケースがあるか確認してみてください。
トラブル・紛争の証拠になるとき
やり取りの内容や日時が残るLINE履歴は、当事者間のやりとりを裏付ける材料になります。
- 浮気・不倫・離婚などの問題で、やり取りの日時や内容を示す証拠が必要になった場合
- ハラスメント・脅迫・ストーカーなど、警察や弁護士への相談時に証拠を提示したい場合
仕事・お金に関わるやり取り
業務連絡や金銭取引の合意をLINEで行っている場合、履歴が重要な確認資料になります。
- 取引条件・納期・支払いなどをLINEでやり取りしていて、「言った/言わない」の争いになりそうなとき
- 従業員や退職者が顧客情報や社外秘をLINEで送っていたか確認したいとき(情報漏えい調査など)
操作ミスやトラブルで消えたとき
誤操作や端末の不具合で履歴が消えてしまっても、復元できる可能性はゼロではありません。
- 機種変更・再インストール・アップデート時にトークが見えなくなった場合
- 誤ってトークルームを削除したが、大事な連絡先や送金記録が含まれていた場合
法的・社内調査で必要になるとき
組織内の調査や裁判で、やり取りの実態を客観的に示すための証拠として使われます。
- 内部通報・第三者委員会の調査で、LINEを含むやり取りの実態を把握したいとき
- 刑事事件・民事訴訟で、LINE上のやり取りの有無を裁判で証明する必要があるとき
日常的な理由(思い出・記録)
思い出や記録として残しておきたいトークも、復元ニーズとしては多く寄せられます。
- 家族や友人との写真ややり取りをアルバム代わりにしていて、うっかり削除した場合
- 仕事やプライベートのメモ・備忘録として使っており、過去の情報を参照したい場合
「いつ頃の、どんな内容を、何のために復元したいのか」が明確になると、自分で試せる範囲か、専門調査が必要かの判断もしやすくなります。状況を整理したい場合は、お気軽にご相談ください。
なぜLINE履歴が裁判の証拠となりえるのか
LINEのトーク履歴は、発言の日時・内容・送信者が明確に記録されるため、事実関係を示す証拠として裁判に提出されることがあります。
とくに浮気、ハラスメント、労務問題など金銭トラブルが絡む場面では、LINEの内容が判断の決め手になることもあります。
しかし、画面のスクリーンショットだけでは、内容が簡単に編集・合成できてしまうため、証拠としての信頼性が低く見なされる可能性があります。実際の裁判では「いつ、誰が、どの端末から送ったのか」という技術的な裏付けが求められます。
データの真正性(改ざんされていないこと)を担保するには、フォレンジック調査によって取得・解析・記録された形で証拠化する必要があります。この調査では、送信日時、端末ID、通信ログ、メタデータなどの技術情報もあわせて取得し、第三者が確認可能な報告書にまとめます。
履歴を復元するだけでなく、「証拠として使えるかどうか」まで視野に入れるなら、復元と証拠保全をセットで考えることが重要です。
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【初めての方へ】フォレンジックサービスについて詳しくご紹介
【サービスの流れ】どこまで無料? 調査にかかる期間は? サービスの流れをご紹介
【料金について】調査にかかる費用やお支払方法について
【会社概要】当社へのアクセス情報や機器のお預かりについて
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(※1)集計期間:2016年9月1日~
(※2)集計機関:2017年8月1日~
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まとめ
LINEのトーク履歴は、日常の記録であると同時に、トラブルや紛争時には法的証拠としても非常に重要な役割を果たします。履歴が消えてしまった場合でも、正しい手順での復元やデータの保全を行うことで、後の対応や証明に役立てることができます。
状況に応じて、バックアップの確認や操作の見直しを行うことはもちろん、より確実な証拠化が求められる場合には、専門のフォレンジック調査を検討することが効果的です。
削除された履歴や操作の痕跡を科学的に分析することで、自分では気づけない証拠も明らかになる可能性があります。まずは焦らず、信頼できる専門業者に相談して、最適な対応方法を見つけましょう。
よくある質問
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