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中古パソコンは、新品のものに比べて値段が手頃で人気がありますが、ハッキングのリスクが高まる可能性があります。
パソコンがハッキングされると、アカウントが乗っとられたり、個人情報が漏えいしたりするなど深刻な被害が生じかねません。少しでも不審な動作がある場合は、被害をなるべく広げないため、早急に対処することが大切です。
この記事では、中古パソコンが直面するハッキングの危険性、それによって想定される被害、そしてハッキングに対処するための方法について詳しく解説します。
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目次
中古パソコンはハッキングの危険性がある
中古パソコンは、新品のパソコンに比べてハッキングのリスクが高いです。
中古パソコンには、前の所有者がインストールしたソフトウェアや保存データが含まれている可能性があります。これらの中には、悪意のあるプログラムやマルウェアが隠されていることもあり、ハッキングの原因となる恐れがあります。
また、パソコンのバージョンが古いと最新のセキュリティアップデートが適用されない可能性があり、脆弱性を悪用されてハッキングされる危険性があります。ハッキングされているか不安な場合は、デバイスを詳しく調査するのがおすすめです。
ハッキング調査については、下記の記事でも詳しく解説しています。
中古パソコンのハッキングに想定される被害
中古パソコンのハッキングに想定される被害は以下のとおりです。
パソコンの動作が遅くなる
中古パソコンがハッキングされると、最初に現れる症状の1つがパソコンの動作の遅さです。例えば、マルウェアがシステムリソースを大量に消費することにより、パソコンの起動時間が長くなったり、アプリケーションの応答時間が遅くなったりすることがあります。これは、マルウェアがバックグラウンドで秘密裏に実行されているためであり、ユーザーの知らない間に情報を外部に送信している可能性があります。
アカウントが乗っ取られる
メール、SNS、オンラインバンキングなどのアカウントが乗っ取られる可能性があります。アカウントが乗っ取られると、個人情報の漏洩や、友人への詐欺メッセージの送信など、さらなる被害につながる可能性があります。
盗撮・盗聴される
中古パソコンに未知のマルウェアが仕込まれている場合、知らない間にウェブカメラやマイクがハッキングされ、盗撮や盗聴の対象になることがあります。もしウェブカメラのランプが理由もなく点灯することがあれば、ハッキングの可能性を疑いましょう。
パソコンがハッキングされたか調べる方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
個人情報が漏えいする
パソコンがハッキングされると、攻撃者は保存されている写真や住所など、様々な個人情報にアクセスできるようになります。個人情報の漏えいは、身元詐称、詐欺、その他の犯罪に悪用される危険があり、早急に対処する必要があります。
しかしセキュリティに関する高度で専門的な知識がない場合、情報漏えいの被害について詳細を把握するのは困難です。そのため、ハッキングによって個人情報が漏えいした場合は、すぐに専門家に相談し適切な対策を立てることが必要です。
個人情報漏えい・流出時はフォレンジック調査が有効
個人情報の漏えいが発覚した場合、個人情報の漏えいの原因や被害の状況を速やかに調査することが求められます。その際、「フォレンジック調査」が役立ちます。
フォレンジック調査とは、デジタルデバイスに記録されたデータから、情報漏えいの原因や被害範囲を解明する専門的な手法のことです。
ただ、フォレンジック調査を行うには、コンピューターやネットワークの専門的な知識と技術が必要です。専門的なノウハウを持たない中で、個人や自社のみで調査を行うと、実態を正確に調査できない可能性があります。また取引先や行政等へ報告が必要な場合、 自社調査のみだと信憑性が疑われ、さらなる信用の失墜につながりかねません。
この点、私たちデジタルデータフォレンジック（DDF）には、官公庁、上場企業、捜査機関等を含む幅広いインシデントに対応経験がある専門エンジニアが多数在籍しており、これまで無数のインシデント被害を調査してきました。まずはお気軽にご相談ください。24時間365日体制で相談や見積もりを無料で受け付けております。
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中古パソコンがハッキングされたときの対処法
中古パソコンがハッキングされたときの対処法は以下のとおりです。
ネットワークを切断する
ハッキングが疑われる場合、まずはパソコンのインターネット接続を遮断しましょう。すぐに対処することで、攻撃者が追加でデータを盗み出したり、マルウェアをダウンロードしたりするのを防ぐことができます。また、既に感染しているマルウェアをつかい、インターネット経由で情報を送信するのを防ぎます。
セキュリティソフトでスキャンする
ネットワークを切断した後、信頼できるセキュリティソフトウェアを使用してパソコンをスキャンしましょう。このスキャンにより、マルウェア、スパイウェア、その他の悪意のあるプログラムを検出し、除去することができます。また、セキュリティソフトは最新の状態に更新しておくことが望ましいです。
初期化する
初期化とは、パソコンを工場出荷時の状態に戻す操作のことです。これにより、インストールされたマルウェアを除去したり、情報漏えいを最小限に抑えたりできる可能性があります。
ただし、パソコンを初期化すると、デバイス内の全てのデータが消失してしまいます。大事なデータを失いたくない場合は、専門の調査会社に相談しましょう。専門の調査会社では、データを消さずにハッキングの有無や被害範囲を調査できます。
専門の調査会社に相談する
中古パソコンがハッキングされているか確認したい場合は、専門の調査会社に相談しましょう。
ハッキングの有無を確認するのは難易度が高く、個人で行うと正確な結果を得られない可能性があるほか、不適切なツールや手法を使うとシステムを危険な状態に晒しかねません。
しかし、専門業者で調査すれば、高度な技術と経験を持つエンジニアが最新のツールを使用して徹底的に調査を行うため、より正確で信頼性の高い結果が得られます。
また、もしハッキングの証拠が見つかった場合、その対処法や今後のセキュリティ強化のための具体的なアドバイスを受けることができます。
中古パソコンを安全に使用するため、ハッキングの疑いがある場合は、専門の調査会社への相談を検討しましょう。
中古パソコンのハッキング調査をしたい場合は、フォレンジック調査の専門業者に相談する
ハッキング、不正アクセス、乗っ取り、情報漏えいのような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。しかし、自力で調査を行うと、調査対象範囲が適切でなかったり、意図しない証拠データの消失が発生しやすく、不完全な結果になる恐れがあります。
このような事態を防ぎ、適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。
フォレンジック調査では、インシデント対応のプロが初動対応から、専門設備でのネットワークや端末の調査・解析、調査報告書の提出によって問題の解決を徹底サポートします。
デジタルデータフォレンジックでは、お電話またはメールでお問合せいただくと、状況のヒアリングと対応方法、お見積りを無料でご案内いたします。法人様の場合、ご相談から最短30分で初動対応のWeb打合せも開催しておりますので、お気軽にご相談ください。
官公庁・上場企業・捜査機関等まで幅広い調査対応経験を持つ専門の担当者が対応させていただきます。
＼法人様・個人様問わず対応 24時間365日無料相談OK！／
フォレンジックサービスの流れや料金については下記からご確認ください。
【初めての方へ】フォレンジックサービスについて詳しくご紹介
【サービスの流れ】どこまで無料？ 調査にかかる期間は？ サービスの流れをご紹介
【料金について】調査にかかる費用やお支払方法について
【会社概要】当社へのアクセス情報や機器のお預かりについて
多くのお客様にご利用いただいております
フォレンジック調査会社への相談方法
インシデントが発生した際、フォレンジック調査を行うか決定していない段階でも、今後のプロセス整理のために、まずは実績のある専門会社へ相談することを推奨しています。
取引先や行政に報告する際、自社での調査だけでは、正確な情報は得られません。むしろ意図的にデータ改ざん・削除されている場合は、情報の信頼性が問われることもあります。
インシデント時は、第三者機関に調査を依頼し、情報収集を行うことを検討しましょう。
DDF（デジタルデータフォレンジック）では、フォレンジックの技術を駆使して、法人/個人を問わず、お客様の問題解決をいたします。
当社では作業内容のご提案とお見積りのご提示まで無料でご案内しております。
解析した結果は、調査報告書としてレポートを作成しています。作成した報告書には、調査で行った手順やインシデントの全容などが詳細に記載され、法執行機関にも提出可能です。
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調査の料金・目安について
専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。
機器を来社お持込み、またはご発送頂ければ、無料で正確な見積りのご提出が可能です。
まずはお気軽にお電話下さい。
【法人様限定】初動対応無料（Web打ち合わせ・電話ヒアリング・現地保全）
❶無料で迅速初動対応
お電話でのご相談、Web打ち合わせ、現地への駆け付け対応を無料で行います（保全は最短2時間で対応可能です。）。
❷いつでも相談できる
365日相談・調査対応しており、危機対応の経験豊富なコンサルタントが常駐しています。
❸お電話一本で駆け付け可能
緊急の現地調査が必要な場合も、調査専門の技術員が迅速に駆け付けます。（駆け付け場所によっては出張費をいただく場合があります）
法人様は最短30分でWeb打ち合せ（無料）を設定
中古パソコンを購入したらやるべきこと
中古パソコンを購入したらやるべきことは、以下のとおりです。
OSを最新の状態にアップデートする
中古パソコンを購入したら、まずOSを最新の状態にアップデートしましょう。アップデートすることで、既知の脆弱性が修正され、最新の脅威に対するセキュリティを強化できます。
ウイルス対策ソフトをインストールする
ウイルス対策ソフトウェアは、マルウェアやスパイウェアといった悪意あるソフトウェアからパソコンを保護し、リアルタイムで不審な動作がないか監視するものです。インストール後は、ソフトウェアを常に最新の状態に保ち、定期的なフルスキャンを実行することで、システムの安全を確保できます。
準搭載されているウイルスソフト
Windowsには、Windows Defender（ウィンドウズディフェンダー）というウイルス対策ソフトが準搭載されています。このソフトは、「AV-TEST」というセキュリティソフトの性能評価を行う第三者機関で、高い評価を得ています。
参考：AVTEST
無料のウイルス対策ソフト「Avast」
無料のウイルス対策ソフトの中では、「Avast」がおすすめです。「AV-TEST」でも高い評価を獲得しています。
個人情報を完全に削除する
中古パソコンには、前の所有者の個人情報が残っている可能性があるので、それらを完全に削除することが大切です。HDDのフォーマットやデータ削除ソフトウェアを使用し、情報を削除しましょう。
中古PCの購入を避けた方がいい場所
中古PCの購入を避けた方がいい場所は以下のとおりです。
リサイクルショップ
リサイクルショップでは、様々な中古パソコンが手に入りますが、これらのパソコンがどのように使用されていたか、どのようなデータが残っている可能性があるかは明確ではありません。
リサイクルショップの中には、パソコンのHDD（ハードディスク）を完全に消去するという必要なプロセスを行っていないところもあり、以前の所有者の個人情報や潜在的なマルウェアが残存しているリスクがあります。
また、セキュリティアップデートが適切に行われていない古いシステムが多く、セキュリティの脆弱点となることがあります。
フリマサイト
フリマサイトは個人間での取引が主なため、購入者は売り手の信頼性を完全には確認できません。そのため、売り手が意図的に悪意のあるソフトウェアをインストールしていたり、自覚なくセキュリティリスクを抱えたパソコンを販売していたりする可能性があります。
また、フリマサイトで購入した場合、後から問題が発生したときにサポートを受けることが難しいケースが多いです。そのため、購入したパソコンに問題があった場合のリスクを考慮する必要があります。
よくある質問
対応内容・期間などにより変動いたします。
詳細なお見積もりについてはお気軽にお問い合わせください。
専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。
可能です。当社は特定の休業日はございません。緊急度の高い場合も迅速に対応できるように、365日年中無休で対応いたしますので、土日祝日でもご相談下さい。
もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格（ISO24001）およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータフォレンジック
エンジニア
