企業のサーバーを狙うランサムウェアは、一度感染すると甚大な被害をもたらします。もし感染してしまった場合、悪用されないためにどのように対応すべきでしょうか?
実は、こうしたランサムウェアの感染が発生した場合、感染原因や経路を迅速に特定し、被害の範囲を評価することが重要です。これにより、感染の拡大を防ぎ、データを復旧することで、被害を最小限に抑えることが可能です。
ここでは、サーバーを狙うランサムウェアの感染経路をはじめ、インシデントが発生した時の調査方法、悪用されないための対策について解説します。
目次
サーバーへのランサムウェア感染の危険性とは?
ランサムウェアは、サーバーに感染すると、企業に深刻な被害をもたらす可能性があります。ここでは具体的な事例を見ていきましょう。
- 企業の運営が大幅に停滞し、多方面に支障が出る
- 身代金の額が高くなりやすい
- データ漏えいリスクが高まる
企業の運営が大幅に停滞し、多方面に支障が出る
ランサムウェアに感染したサーバーが停止すると、企業の運営が停滞し、取引先や顧客にサービス提供に支障が出る可能性があります。これにより、企業の信頼性や利益に大きな影響を与えることがあります。
身代金の額が高くなりやすい
感染したサーバー内のデータが暗号化されると、企業は自社の重要なデータを取り戻すために、ランサムウェアの攻撃者から復号キーを購入するように脅迫されます。
なお、暗号化されたデータ量が大きいほど攻撃者が要求する額は大きくなる傾向があるため、企業にとって大きな損失となることがあります。
データ漏えいリスクが高まる
攻撃者がランサムウェアを使うと、サーバー内のデータ暗号化だけでなく、そのデータを攻撃者が抜き取ることも可能です。サーバーのデータは膨大であり、顧客情報など、重要な情報が漏えいする可能性があります。
個人情報保護法の観点からも、データ漏えいが疑われる場合、企業は適切な被害調査、および対策を迅速かつ的確に実施することが重要すとなってきます。
以上のように、サーバーへのランサムウェア感染は、企業にとって非常に深刻な被害をもたらす可能性があります。このため、企業は適切なセキュリティ対策を実施し、感染を未然に防ぐことが重要です。また、万一感染した場合には、迅速かつ的確な対応が求められます。
ランサムウェアによる被害は専門業者に相談する
ハッキング、不正アクセス、乗っ取り、情報漏えいのような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。しかし、自力で調査を行うと、調査対象範囲が適切でなかったり、意図しない証拠データの消失が発生しやすく、不完全な結果になる恐れがあります。
このような事態を防ぎ、適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。
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