サイバー攻撃

不正使用されたパスワードへの対処法と今後のリスク回避術

ランサムウェア

「あなたのパスワードが不正使用されています」という警告を受けたことはありませんか?それは決して無視できない重大なサイバーリスクの兆候です。本記事では、「不正使用されたパスワード」の実態と原因、そして確実な対処法を徹底解説します。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

不正使用されたパスワードとは

不正使用されたパスワードとは、あなたのIDとパスワードが第三者に知られ、実際に悪用された、もしくは悪用されるリスクが非常に高い状態を指します。以下に主な発見経路や背景をまとめます。

主な発覚経路
  • 情報漏洩による流出:過去のサービスでの漏洩事件により、パスワードが闇サイトなどで出回る。
  • フィッシング詐欺:偽サイトにパスワードを入力してしまい、攻撃者に渡る。
  • 推測や辞書攻撃:簡単なパスワードや使い回しパスワードが狙われる。

Googleなどによる自動通知の仕組み

Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザ、またパスワードマネージャは、既知の漏洩データとあなたの保存済みパスワードを自動で照合し、流出が確認されると「パスワードが漏洩しています」といった警告を表示します。これはパスワード変更の緊急性を示す明確なサインです。

不正使用された場合のリスク

パスワードが不正使用されることで生じる被害は、個人の範囲を超え、企業や第三者にも影響を及ぼす可能性があります。

考えられるリスク
  • アカウント乗っ取り:SNSやメール、ECサイトへの不正ログイン。
  • 金銭的損失:不正送金やショッピングサイトでの購入。
  • 情報漏洩:保存されていた個人情報や取引情報が流出。
  • なりすまし:第三者に成りすました犯罪行為。
  • データの改ざん・削除:クラウドストレージやサーバ上のデータが書き換えられる。

不正使用されたパスワードの対処法

「パスワードが漏洩している」という警告が出た場合、何よりも迅速かつ正確な対応が重要です。以下の手順を参考に、段階的に被害の拡大を防ぎましょう。

パスワードをすぐに変更する

最も重要な初期対応は、該当サービスのパスワードを速やかに変更することです。さらに、同じパスワードを他のサービスで使い回していた場合、それらも全て変更する必要があります。

  1. 該当サービスにログインし、「設定」→「アカウント設定」へ進む。
  2. 「パスワード変更」項目を選択。
  3. 強力な新しいパスワードに設定し、保存する。

二要素認証(2FA)を有効化する

パスワードだけでは不十分な場合に備え、二要素認証を必ず設定しましょう。これにより、パスワードが漏洩しても、攻撃者はログインできません。

  1. アカウント設定画面で「セキュリティ」もしくは「ログインと認証」へ移動。
  2. 「2段階認証の設定」をクリック。
  3. SMSコードや認証アプリ(Google Authenticatorなど)を登録。

不正利用の痕跡を確認する

アカウントがすでに乗っ取られていないか確認することも忘れてはなりません。

  1. ログイン履歴を確認し、見覚えのないIPや地域のアクセスがないか確認。
  2. 過去の注文履歴、ポイント利用履歴、送金履歴をチェック。
  3. SNSでは投稿履歴やメッセージを確認。

フィッシングメールに注意する

攻撃者は漏洩した情報を元に、さらに情報を騙し取るメールを送りつけてきます。

  1. 差出人のアドレスが公式であるか確認。
  2. 本文中のリンクは不用意にクリックせず、公式サイトからアクセス。
  3. 添付ファイルは開かない。

専門サポート・警察への相談

実際に不正購入などの被害が発生した場合、必ず専門窓口へ報告しましょう。

  1. まずは利用サービスのサポートセンターに連絡し、状況を報告。
  2. 不正アクセスであることを証明するため、ログ履歴などを控える。
  3. 金銭被害がある場合は最寄りの警察署に相談。サイバー犯罪対策課が対応可能。

なお、社内や個人でフォレンジック調査を完結させるのは、証拠の観点からリスクが高いため、フォレンジック調査会社への相談が推奨されます。

自力で対応できない場合はフォレンジック調査の専門業者に依頼する

ハッキングや不正アクセス、ウイルス感染、情報漏えいなどの問題が起きた際、自分だけでの対応が難しいと感じたら、迷わずフォレンジック調査の専門業者に相談しましょう

どこから侵入され、どんな情報が漏れたのかを正しく把握することが重要です。特に、被害が大きい場合や情報が悪用された疑いがある場合は、専門家によるフォレンジック調査を実施することで、被害の拡大を未然に防ぐ有効な対策につながります。

信頼できる業者を選び、早めに動くことが、トラブルを最小限に抑えるポイントです。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

デジタルデータフォレンジックの強み

デジタルデータフォレンジックは、迅速な対応と確実な証拠収集で、お客様の安全と安心を支える専門業者です。デジタルデータフォレンジックの強みをご紹介します。

累計相談件数39,451件以上のご相談実績

官公庁・上場企業・大手保険会社・法律事務所・監査法人等から個人様まで幅広い支持をいただいており、累積39,451件以上(※1)のご相談実績があります。また、警察・捜査機関から累計395件以上(※2)のご相談実績があり、多数の感謝状をいただいています。
(※1)集計期間:2016年9月1日~
(※2)集計機関:2017年8月1日~

国内最大規模の最新設備・技術

自社内に40名以上の専門エンジニアが在籍し、14年連続国内売上No.1のデータ復旧技術(※3)とフォレンジック技術でお客様の問題解決をサポートできます。多種多様な調査依頼にお応えするため、世界各国から最新鋭の調査・解析ツールや復旧設備を導入しています。
(※3)第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2017年)

24時間365日スピード対応

緊急性の高いインシデントにもいち早く対応できるよう24時間365日受付しております。

ご相談から最短30分で初動対応のWeb打合せを開催・即日現地駆けつけの対応も可能です。(法人様限定)自社内に調査ラボを持つからこそ提供できる迅速な対応を多数のお客様にご評価いただいています。

デジタルデータフォレンジックでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。今すぐ専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

まとめ

「不正使用されたパスワード」は単なる通知ではなく、サイバー攻撃の入り口ともなりうる重大なインシデントです。

本記事で紹介した対処法を即実行し、また今後の対策として二要素認証の導入やVPNの活用、そして何より「パスワードの使い回しを避ける」習慣を徹底してください。

もしすでに被害が発生している、もしくは疑いがある場合は、速やかにサポート窓口や警察、フォレンジック調査会社への相談をおすすめします。

よくある質問

調査費用を教えてください。

対応内容・期間などにより変動いたします。
詳細なお見積もりについてはお気軽にお問い合わせください。
専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。

土日祝も対応してもらえますか?

可能です。当社は特定の休業日はございません。緊急度の高い場合も迅速に対応できるように、365日年中無休で対応いたしますので、土日祝日でもご相談下さい。

匿名相談は可能でしょうか?

もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格(ISO24001)およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。

この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

電話で相談するメールで相談する
フォームでのお問い合わせはこちら
  • 入力
  • 矢印
  • 送信完了
必 須
任 意
任 意
任 意
必 須
必 須
必 須
必 須
必 須
必 須
簡易アンケートにご協力お願いいたします。(当てはまるものを選択してください) 
 ハッキングや情報漏洩を防止するセキュリティ対策に興味がある
 社内不正の防止・PCの監視システムに興味がある