スマホやパソコンの画面に突然、「あなたのデバイスがハッキングされました」という警告が表示されて驚いたことはありませんか?
実はこの警告、ほとんどが偽物です。本物のセキュリティ通知ではなく、あなたの不安をあおって、アプリのインストールや個人情報の入力、課金を誘導する詐欺広告(フェイクアラート)であるケースが非常に多くなっています。
本記事では、このような警告が表示されたときに本当に危険かどうかを見分ける方法と、やってはいけない行動・正しい対処法をわかりやすく解説します。
目次
「あなたのデバイスがハッキングされました」はほぼ偽警告
スマートフォンやパソコンでWebサイトを閲覧中、突然「あなたのデバイスがハッキングされました」といった警告が表示されることがあります。しかし、そのほとんどは偽警告(フェイクアラート)であり、実際に端末がハッキングされているわけではありません。
以下のような特徴がある場合、詐欺広告による偽のセキュリティ警告である可能性が非常に高いです。
- Google・Appleなどのロゴを使っているが、UIや通知スタイルが本物と違う
- 「デバイスがハッキングされた」「ウイルスが検出された」など過剰な表現
- 「今すぐ修復」「アプリをインストール」など、行動を急がせる
- 警告音やバイブ、カウントダウンで焦らせる演出
- 日本語が不自然(例:「すぐアクションを取りなさい」など)
これらはすべて、端末を操作させたり個人情報を入力させることを狙った詐欺広告です。実際にスマホやPCが乗っ取られたわけではないため、ボタンを押したり情報を入力しなければ問題は広がりません。
同様の手口として、以下のような偽警告も多く報告されています。
>>「あなたのPCは感染しています」という偽警告が来た際の見分け方と対処法を詳しく解説
>>パソコンに表示された「ウイルス感染警告画面」は本物?偽物との見分け方
なぜ「あなたのデバイスがハッキングされました」と表示されたのか?
突然の警告に「自分だけが狙われたのでは?」と不安になる方も多いですが、実際には端末そのものがハッキングされたのではなく、たまたま偽警告を出す広告やサイトを表示しただけというケースがほとんどです。
以下には、よくある原因を4つに分けて解説します。本当に不正アクセスされている可能性がある場合のチェックポイントもまとめていますので、早めに確認しておきましょう。
【原因1】怪しい広告やサイトにアクセスした
無料動画サイトや不正なダウンロードサイトでは、偽のセキュリティ警告を表示する広告が仕込まれていることがあります。また、検索結果の「広告」枠から本物そっくりの偽サポートページに誘導され、そこで警告画面が表示されるケースもあります。
【原因2】不審なアプリ・拡張機能が入っていた
知らずにインストールしたアプリや拡張機能の中に、勝手に広告を出すアドウェアが仕込まれていることがあります。これにより、特定の操作をしていなくても、ブラウザを開くだけで偽警告が表示されることもあります。
【原因3】通知の「許可」を押してしまった
Webページで表示される「通知を許可しますか?」というポップアップにうっかり「許可」を押してしまうと、偽警告が何度も通知で表示される原因になります。身に覚えのない通知が届くようになったら、まずここを確認してみましょう。
【原因4】本当にハッキングされている可能性がある
以下のような端末異常が複数当てはまる場合は、単なる偽警告ではなく実被害の可能性があります。
- 見覚えのないアプリが入っている
- 端末が異常に熱くなる・動作が重い
- カメラやマイクが勝手に起動している
- クレジットカードやSNSに不正アクセス通知が来る
- SNSやSMSから勝手にメッセージが送られている
このような場合は、すぐにWi-Fiや通信を遮断し、不審アプリを削除・パスワードを変更するなど初期対応を行ってください。もし操作が難しい・原因が分からない場合は、早めにフォレンジック専門家にご相談いただくのが安全です。
「あなたのデバイスがハッキングされました」と表示されたときに絶対やってはいけないこと
このような警告が表示されたとき、多くの人は「すぐに何かしなければ」と焦ってしまいますが、以下のような行動は絶対に避けてください。
- 「今すぐ修正」や「アプリをダウンロード」などのボタンを押す
詐欺アプリのインストールや、不正サイトへの誘導につながります。 - 名前・電話番号・クレジットカード情報などを入力する
入力した瞬間に情報が盗まれ、悪用されるリスクがあります。 - 通知を信じて、リンクや電話番号に反応する
詐欺業者に接続され、遠隔操作や高額請求の被害につながる可能性もあります。
これらの行動をとってしまうことで、はじめて本当の被害(情報漏えい・マルウェア感染・金銭トラブル)が発生します。「表示されたから危険」なのではなく、不正な操作をしてしまうことでリスクが現実化するという点に注意してください。
「つい押してしまった」「何か入力してしまったかもしれない」場合でも、早めの対応で被害を防げるケースは多くあります。
スマホ・PCが本当にハッキングされたか調べたいときはフォレンジック調査が有効
「あなたのデバイスがハッキングされました」といった偽警告であっても、実際に被害が起きているかどうかは見た目だけでは判断できません。
特に、以下のような状況に当てはまる場合は、自力での確認には限界があり、専門調査(フォレンジック)が有効です。
- 業務端末から不審なアクセス・送信が行われた痕跡がある
- 社内共有データや顧客情報へのアクセスログが不自然
- 複数のアカウントが乗っ取られた、複数端末に被害が及んでいる
- クレジットカード・SNS・業務システムで不正利用が確認された
- 警察提出や訴訟対応に耐えうる証拠が必要
フォレンジック調査とは、専門の技術者が第三者の立場で客観的に解析を行い、侵入経路、被害の範囲、漏えいしたデータの内容などを証拠として明らかにする技術です。
調査が遅れると証拠となるデータが上書きされ、被害の把握や加害者特定が難しくなります。被害が不安な方、操作が難しい方は、迷わずフォレンジック調査の専門業者に相談しましょう。
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まとめ
「あなたのデバイスがハッキングされました」という警告は、実際にハッキングされているわけではありません。焦らず、以下の手順で対処すれば問題ありません。
- ブラウザ・アプリを閉じる
偽警告が出た画面は無視して閉じましょう。iPhoneはホームバーを上スワイプ、Androidはタスクからスワイプ終了。 - キャッシュ・Cookieを削除
Chromeの場合:[履歴] → [閲覧履歴データを削除] → 「Cookieとキャッシュ」をチェックして削除。 - 不審なアプリ・拡張機能を削除
見覚えのない広告系・セキュリティ系アプリが入っていたら即削除。 - セキュリティアプリでスキャン
大手ベンダー製アプリでフルスキャンし、マルウェアがいないか確認。 - 個人情報を入れてしまったら
・パスワード:すぐ変更+使い回しは全部変更
・クレジットカード:カード会社へ連絡・利用停止
再発させないために
- 無料動画・怪しいダウンロードサイトには近づかない
- 不明なアプリや拡張機能はインストールしない
- 「通知を許可する」をむやみに押さない
- 既に許可した通知は、ブラウザ設定からブロック
よくある質問
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