サイバー攻撃

パソコンが遠隔操作されているかを簡単に調べる方法

パソコン遠隔操作されたか調べる

動作に不自然さを感じるパソコンをそのまま使用し続けると、重大な情報リスクにつながるおそれがあります。画面やマウスが勝手に動く予期せぬソフトが起動するなどの異変は、遠隔操作を受けている可能性を示しています。

遠隔操作が行われている状況では、個人情報の漏えい、金融詐欺への悪用、業務データの改ざんや漏洩など、深刻な被害に発展するリスクがあります。

本記事では、パソコンが遠隔操作されているかどうかを調べる方法を説明します。

もし調査中に異常な挙動や不正アクセスの兆候が見つかった場合には、フォレンジック調査の専門機関へ相談することが推奨されます。

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パソコンが遠隔操作されているか調べる方法

以下の方法を実行することで、外部からの操作が行われている可能性を確認できます。

タスクマネージャーで不審なプロセスを確認する

リモートアクセスツールやマルウェアは、システム上で高いCPUやメモリを消費することがあります。実行中のプロセスを確認し、不審な動作を探します。

確認手順
  1. Ctrl + Shift + Escを押して「タスクマネージャー」を開きます。
  2. 「詳細」タブに切り替えます。
  3. 使用率の高いプロセスを確認し、見覚えのないプログラム名がないか調べます。
  4. 不明なプロセスは右クリックして「ファイルの場所を開く」を選び、正体を確認します。

ネットワーク通信の使用状況を確認する

遠隔操作はネットワーク経由で行われます。通信の発生状況をチェックし、不審なデータの送受信がないかを確認します。

確認手順
  1. タスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブをクリックします。
  2. 「Wi-Fi」または「イーサネット」の送受信状況を確認します。
  3. 「リソースモニター」→「ネットワーク」タブに移動し、通信中のプログラムを確認します。

イベントログから不審なログイン履歴を調べる

システムのイベントログには、過去のログイン履歴や操作記録が残っています。外部からのアクセスが行われていないかを確認します。

確認手順
  1. Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、「eventvwr.msc」と入力して実行します。
  2. 左のメニューから「Windowsログ」→「セキュリティ」を選択します。
  3. 「ログオン成功」または「ログオン失敗」の記録を確認し、異常な時間帯やユーザー名を調べます。

インストールされた不審なアプリやファイルを調査する

不正アクセスでは専用の遠隔操作ツールが仕込まれていることがあります。インストール済みのアプリ一覧から、不要なソフトがないかを確認します。

確認手順
  1. 「スタート」→「設定」→「アプリ」→「インストールされたアプリ」を開きます。
  2. 不明なアプリや最近追加されたプログラムを確認します。
  3. 正体が不明な場合は、製品名で検索して調査します。

マウスやキーボードの動作を直接確認する

操作していないのに画面が勝手に動く場合は、外部からの遠隔操作が行われている可能性があります。入力機器を外した状態で確認する方法が有効です。

確認手順
  1. マウスとキーボードを取り外します。
  2. パソコン画面に目を向け、操作が行われていないかを監視します。
  3. 異常が確認された場合は、ネット接続を遮断します。

セキュリティソフトでウイルススキャンを実施する

遠隔操作ツールはマルウェアとして検出されることがあります。セキュリティソフトを活用してスキャンを行い、脅威を確認します。

確認手順
  1. セキュリティソフトを開きます(例:Windows Defenderなど)。
  2. 「フルスキャン」または「詳細スキャン」を実行します。
  3. 脅威が検出された場合は、隔離または削除を選択します。

開いているポートを確認する

開放状態にあるネットワークポートを通じて、外部からのアクセスが行われる場合があります。通信経路を調査して異常を発見します。

確認手順
  1. 「スタート」から「cmd」と入力し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. コマンドプロンプトで netstat -ano を入力してEnterキーを押します。
  3. 「LISTENING」の項目を確認し、不明な接続先やPIDをチェックします。

フォレンジック調査会社に依頼して確認する

パソコンの挙動に不安がある場合や、業務データや顧客情報が関係しているときは、フォレンジック調査会社への依頼が確実です。

フォレンジック調査では、遠隔操作の有無だけでなく、アクセス履歴やデータ流出、マルウェアの痕跡まで詳しく分析できます。ただし個人での対応により証拠となるデータが消失する恐れもあるため、専門機関への早期相談をおすすめします。

自力で対応できない場合はフォレンジック調査の専門業者に依頼する

自力で対応するのが難しい場合には、迷わずフォレンジック調査の専門業者に依頼しましょう。特に、法的手続きが絡むケースや被害が広範囲に及ぶ場合は、専門家の力を借りることで被害の最小化と信頼性の高い証拠の収集が可能です。

適切な業者を選び、迅速に対応することが、トラブルを最小限に抑える鍵となります。

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まとめ

パソコンが遠隔操作されている兆候を放置すると、情報漏えい業務停止などの深刻な被害につながるおそれがあります。

不審な動作や違和感があった際には、落ち着いて状況を確認し、できる限り正確に現状を把握することが重要です。

複数の確認方法を組み合わせてチェックを行い、結果が曖昧な場合は、証拠となるデータを保全したうえで、専門家への相談をおすすめします。

また、万が一被害を受けてしまった場合は、以下のページにある対処法も参考にしてください。

>遠隔操作された場合の対処方法についてはこちら

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