セキュリティ診断は、サイバー攻撃や情報漏えいリスクから企業のシステムやデータを守るために欠かせない対策のひとつです。近年では、Webサービスやクラウド、モバイルアプリの普及に伴い、セキュリティ診断を必要とする企業が急増しています。
しかし、いざ診断を依頼しようとしても、提供している会社の数が多く、診断内容や品質、価格にもバラつきがあるため、「どの会社に頼めばいいのか分からない」という悩みを持つ担当者も多いのが現実です。
本記事では、法人が自社に最適な診断会社を選ぶために知っておくべきポイントをわかりやすく整理しました。
初めての依頼でも失敗しないために、診断の種類・比較すべき観点・信頼できる依頼先の特徴など、実務に直結する情報をプロの視点で解説します。
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目次
法人向けセキュリティ診断サービスとは
法人向けセキュリティ診断サービスとは、企業が運用するシステム・Webアプリケーション・ネットワーク・クラウド環境などに対して、脆弱性(セキュリティ上の穴)やリスクが存在しないかを専門家が調査・報告するサービスのことを指します。
攻撃される前に自分たちの弱点を把握し、対策を打つための「セキュリティの健康診断」を行うものとも捉えられます。
目的や対象範囲に応じて、診断にはいくつかのタイプがあります。以下を確認することで、法人がセキュリティ診断を依頼した際に「何をしてくれるのか」を理解することができます。
- 自動ツールと手動チェックを組み合わせて、既知の脆弱性や設定ミスを検出する。
- Webアプリケーションやサーバ、APIなどに対して行うのが一般的。
- SQLインジェクションやXSS(クロスサイトスクリプティング)、ディレクトリトラバーサルなどを洗い出す。
- 実際の攻撃者と同様の手法でシステムへの侵入を試みるテスト。
- 単に脆弱性の有無だけでなく、「どこまで侵入されるのか」を評価できる。
- より実践的なセキュリティリスクを把握したい法人向け。
- AWS、Azure、GCPなどのクラウド環境の設定不備やアクセス制御の甘さを検出。
- 誤った設定による情報漏えいリスクを未然に防ぐのに有効。
- iOS・Androidアプリを対象に、暗号化・認証・通信内容の安全性や、改ざん耐性をチェック。
- ストア公開前後の品質チェックとしても重要。
- 社内ネットワークやインターネット接続部分に対して、ポートスキャンや脆弱サービスの検出を行う。
- 社内からの内部攻撃やランサムウェア感染のリスク評価にも有効。
- 診断の結果は詳細なレポートとして提出され、優先順位付きで対応策が提案される。
- 修正後の再診断(リテスト)や、改善作業の支援オプションが付いているサービスも多い。
診断が必要とされるタイミング
以下は診断が必要とされているタイミングになります。
- Webサービスの公開前
- 年次のセキュリティ監査や内部統制強化
- M&A・資本提携時のシステム調査
- サイバー攻撃・情報漏えいの発生後
- 新しいシステム・クラウド導入時
DDFの脆弱性診断サービスとは?
DDFのセキュリティ診断サービスは、自動診断ツールとホワイトハッカーによる手動診断を組み合わせた高精度な診断が特徴。
Webアプリ、スマホアプリ、クラウド、ネットワークまで幅広く対応しており、診断後には改善提案・再診断対応・セキュリティ強化の相談サポートまで一貫して対応してくれる。
特に以下のポイントが強みとなります。
- 現役のホワイトハッカーが診断に参加し、ツールだけでは見つからないリスクを発見
- 診断範囲や対応内容が明確で、初めて相談する企業でも安心
- 報告書が実践的で、開発・運用現場でもすぐに活用できる内容
セキュリティ診断会社を比較する際のポイント
セキュリティ診断サービスを選ぶ際、価格や納期だけで決めるのは危険です。そのようなサービスを選んでしまった結果、脆弱性を見逃してしまい、サイバー攻撃などのリスクが続く恐れがあります。
そのような失敗を避けるため、以下の観点で比較検討することが重要となります。
- 診断範囲
Webアプリ、クラウド、モバイル、ネットワークなど、会社の構成・リスクに合った領域をカバーしているか。 - 診断手法
自動診断ツールだけではなく、手動診断やペネトレーションテストに対応してるか。ツール任せだけになってしまうと、本当に危険な場所は見つかりません。 - 実績
官公庁・上場企業・同業他社での豊富な導入実績があるかどうか。信頼の証明になるのは、誰に使われてきたかになります。 - 納品物(報告書)
再現手順、技術的な背景、具体的な改善方法まで書かれているかを確認。 - 対応体制
診断後の問い合わせ対応、報告会の実施、再診断(リテスト)の有無も重要で、やったままの状態で終わる業者に依頼しても、結果自身の会社が苦しむだけになってしまいます。
セキュリティ診断会社に相談・依頼する時のポイント
セキュリティ診断を初めて依頼する場合、以下のような情報を準備しておくとスムーズです。
- 診断の目的(リリース前の確認・脆弱性の洗い出し・監査対応など)
- 対象のシステム構成(Web・DB・API・クラウド・モバイルなど)
- 希望納期・予算の目安
- 診断後のサポート要否(改善支援・再テストなど)
複数社へ見積もり依頼を出し、報告書のサンプルやサポート内容も確認しておくと安心です。
診断内容や依頼先に迷う場合は、専門業者への相談を
セキュリティ診断の範囲や費用、品質に不安があるのであれば、まずは信頼できる専門業者に直接相談するのが元も早い行動です。
比較サイトや口コミのみでは、自社の環境に合った診断内容かどうかは判断が難しく、担当者のスキルによっても対応の質は変わっていきます。
ですがデジタルデータフォレンジックでは、法人向けにヒアリング・見積もり・診断メニューの提案を無料で提供しています。診断の実施経験が少ない企業でも、以下の特徴と強み、柔軟なサポート体制と高い技術力で安心して相談することができます。
- Webアプリ・クラウド・モバイル・社内ネットワークなど幅広い診断範囲。
- 自動ツール診断+人力による手動診断+ペネトレーションテストまで対応。
- 専門エンジニアがヒアリングして、目的・リスクに応じた診断メニューをカスタマイズ。
- 官公庁・上場企業・金融・医療などでの豊富な実績。
- 報告書には再現手順、技術背景、リスク評価、改善案を明記。エンジニアが即対応できる実用レベル。
- 診断後も報告会、再診断、追加の技術支援まで一貫して対応。
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詳しく調べる際は法人向けセキュリティ診断専門会社に相談を
サイバー攻撃、不正アクセス、マルウェア感染のような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。
特に、法的手続きが絡むケースや被害が広範囲に及ぶ場合は、専門家の力を借りることで被害の最小化と信頼性の高い証拠の収集が可能です。
>情報漏えい時の個人情報保護委員会への報告義務とは?詳しく解説
当社では、インシデント対応のプロが初動対応から、専門設備でのネットワークや端末の調査・解析、調査報告書の提出、ならびに報告会によって問題の解決を徹底サポートします。
フォレンジックサービスの流れや料金については下記からご確認ください。
【初めての方へ】フォレンジックサービスについて詳しくご紹介
【サービスの流れ】どこまで無料? 調査にかかる期間は? サービスの流れをご紹介
【料金について】調査にかかる費用やお支払方法について
【会社概要】当社へのアクセス情報や機器のお預かりについて
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(※1)集計期間:2016年9月1日~
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