社内不正・労働問題

パソコンの履歴削除方法|消えるもの・残るものと削除してはいけないケース

パソコンを共有していたり、仕事と私用を同じ端末で扱っていたりすると、「履歴を消しておきたい」と感じる場面は珍しくありません。閲覧履歴や検索履歴、最近使ったファイルの一覧などは、思った以上に“行動の手がかり”として残りやすい情報です。

一方で、情報漏えいや社内トラブル、不正アクセスなどが疑われる状況では、安易な削除操作によってデータ消失が起こり、原因確認や事実関係の整理が難しくなることがあります。

そこで本記事では、パソコンの履歴削除で消えるもの・残るものを整理し、ブラウザ別/OS別の削除手順と、削除してよいケース・控えるべきケースの判断基準を解説します。

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パソコンの「履歴」とは どこに何が残るのか

履歴と一口にいっても、保存場所や種類が複数あります。まずは「どの履歴を消したいのか」を切り分けると、削除ミスや消し残しを減らせます。

ブラウザの閲覧履歴 検索履歴 Cookie キャッシュ

EdgeやChrome、Safariなどのブラウザには、閲覧したページの履歴、検索履歴、ログイン状態を保つCookie、一時ファイル(キャッシュ)などが残ります。履歴削除の画面では、項目ごとに削除対象を選べることが多いため、目的に合わせて選ぶことが大切です。

Windows macOSのアクティビティ履歴 最近使った項目

Windowsには検索履歴やアクティビティ履歴、最近使ったファイルの表示などがあり、macOSにも最近使った項目やSpotlightの検索履歴、アプリ側の履歴が残ることがあります。ブラウザだけ消しても、OS側に“使った痕跡”が残る点に注意が必要です。

アプリごとの履歴 メール チャット クラウドの履歴

TeamsやSlack、メールソフト、クラウドストレージなどは、それぞれ独自に検索履歴やアクセス履歴、同期履歴が残る場合があります。また、アカウント連携している場合は、端末側を消してもクラウド側に履歴が残ることがあります。

履歴の種類が分からないまま削除を進めると、必要な項目を消し残したり、逆に消すべきでない記録まで操作してしまったりすることがあります。状況が複雑な場合は、削除前に「どの履歴を、どこで」消すかを整理しておくと安心です。

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履歴を削除してよいケースと控えるべきケース

履歴削除は通常の範囲なら問題になりにくい一方で、トラブルの当事者や調査対象になる可能性がある場面では注意が必要です。ここでは判断の目安を整理します。

履歴削除で問題になりにくいケース

個人のプライバシー保護が目的で、法的トラブルや社内トラブルと無関係な通常利用の範囲であれば、ブラウザやOSの設定から履歴を削除しても問題になりにくいと考えられます。共有PCでも、就業規則や利用ルールで禁止されていない範囲なら、定期的な削除運用として扱われることもあります。

削除より先に「状況の整理」を優先すべきケース

次のような状況では、むやみに履歴を消さないことが重要です。

  • 会社PCで情報漏えい、内部不正、横領、持ち出しの疑いがある
  • ハラスメントや労務トラブルで、メールやチャット、ファイル操作が争点になりそう
  • 不正アクセスやマルウェア感染など、インシデント調査の可能性がある
  • 弁護士、監査、警察などの関与がすでにある、または関与が視野に入っている

このような場面で削除操作を行うと、データ消失によって事実関係を整理する材料が減り、「何が起きたか」の説明が難しくなる可能性があります。履歴が“証拠となり得るデータ”に当たる場合は、削除より前に、保全や調査の方針を検討することが大切です。

判断に迷う場合は、削除を急ぐよりも、端末の状況と目的を整理してから動いたほうが安全です。

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ブラウザ別の閲覧履歴と検索履歴の削除方法

ブラウザの履歴削除は、基本的に「設定」または「履歴」メニューから進めます。ここでは代表的なブラウザの流れをまとめます。

ブラウザ別 閲覧履歴と検索履歴の削除方法

Microsoft Edgeの履歴削除

Edge右上の「…」から設定を開き、「プライバシー、検索、サービス」内の「閲覧データをクリア」から削除できます。削除対象は「閲覧履歴」「Cookie」「キャッシュ」など項目ごとに選べるため、目的に合わせてチェックを調整してください。

手順
  1. 右上「…」→「設定」→「プライバシー、検索、サービス」を開きます。
  2. 「閲覧データをクリア」から削除する期間と項目を選びます。
  3. 「今すぐクリア」を実行し、必要なら自動削除設定も確認します。

Google Chromeの履歴削除

Chrome右上の「︙」から「履歴」へ進み、「閲覧履歴データの削除」で期間と項目を選んで削除します。Googleアカウントで同期している場合、端末側だけでなく「マイアクティビティ」などクラウド側にも履歴が残ることがあるため、必要に応じて確認してください。

手順
  1. 右上「︙」→「履歴」→「履歴」を開きます。
  2. 「閲覧履歴データの削除」で期間と項目(履歴、Cookie等)を選びます。
  3. 「データを削除」を実行し、同期設定がある場合はクラウド側も確認します。

Safariの履歴削除(Mac)

Safariはメニューの「履歴」から「履歴を消去」を選び、期間を指定して削除できます。ログイン維持やサイト設定に影響する場合があるため、Cookie等も含めて消すかは目的に合わせて判断してください。

手順
  1. Safariメニューの「履歴」→「履歴を消去」を開きます。
  2. 「すべての履歴」など期間を選びます。
  3. 「消去」を実行し、影響が出たサイトは再ログイン等で調整します。

Firefoxの履歴削除

Firefoxは「設定」→「プライバシーとセキュリティ」から履歴の削除ができます。終了時に履歴を消す設定もあるため、共有PCでは自動削除の活用も検討できます。

手順
  1. メニューから「設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開きます。
  2. 履歴の削除メニューで、期間と対象項目を選びます。
  3. 削除を実行し、必要なら終了時の自動削除設定も有効にします。

ブラウザ側の履歴削除は“見える履歴”を減らすのに役立ちますが、同期やクラウド側の履歴が残ると意図せず復元されることがあります。目的が「端末に残る履歴の最小化」なのか「アカウント側も含めた履歴の整理」なのかを意識して進めると、やり直しが減ります。

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不正やトラブルが疑われるときに履歴を消す前にやるべき初動

履歴削除が必要な状況でも、情報漏えいや内部不正、不正アクセスが疑われる場合は、削除より先に「状況の固定」と「安全な記録の確保」を優先したほうが良いことがあります。ここでは基本の考え方をまとめます。

削除 初期化 再インストールをいったん止める

原因が不明な状態で削除や初期化を進めると、後から状況を説明するための情報が減ることがあります。特にクリーナー系ツールの実行や、ログの一括削除は、データ消失につながりやすい操作です。まずは「何をしたか」を記録し、むやみに操作を増やさないことが重要です。

手順
  1. 削除ツール、初期化、再インストールは実行前に停止します。
  2. すでに行った操作(再起動、設定変更など)をメモします。
  3. 必要な業務がある場合は、影響の少ない範囲で利用を最小化します。

事象を時系列で整理して記録する

「いつ」「どの端末で」「誰が」「何に気づいたか」を時系列で整理すると、原因確認が進めやすくなります。画面のスクリーンショット、通知、エラー内容などは、後から見返せる形で残しておくと役立ちます。

手順
  1. 異常に気づいた時刻と内容を、簡単でよいので時系列で書き出します。
  2. スクリーンショットや通知、メール原文などを保管します。
  3. 関係するアカウント、共有フォルダ、接続先の情報を控えます。

必要なら証拠となり得るデータの保全を検討する

トラブルが紛争に発展しそうな場合は、履歴やログが「証拠となり得るデータ」になることがあります。自己判断で削除を進めると、証拠となり得るデータが失われる可能性があるため、保全の考え方を知っておくことが大切です。

手順
  1. 争点になりそうなデータ(メール、チャット、アクセス履歴など)を洗い出します。
  2. 削除ではなく「現状を保つ」ことを優先し、保存手段を検討します。
  3. 手順が不明な場合は、無理に触らず専門家に確認します。

関係者とアクセス権の扱いを整理する

社内トラブルや情報漏えいの疑いがある場合、関係者が増えるほど情報が拡散しやすくなります。まずは連絡窓口を一本化し、アクセス権は業務影響を見ながら最小化していくことが現実的です。

手順
  1. 社内の連絡窓口と意思決定者を決めます。
  2. 関係するアカウントや共有の権限を必要最小限に見直します。
  3. 対応内容と判断理由を簡単に記録して残します。

サイバーセキュリティの専門業者に相談する

不審な兆候を確認した場合、サイバーセキュリティの専門業者への相談をお勧めします。専門業者は、システムがハッキングされたかどうか、攻撃がどのように行われたか、攻撃者がアクセスしたデータ、使用されたマルウェア、攻撃のタイミングなど、詳細な調査が可能です。

このような専門的な調査を通じて、問題の全貌が明確になり、最適な対策を講じることができます。私たちデジタルデータフォレンジックは、累積47,431件以上のご相談実績(算出期間:2016年9月1日〜)をもとに、豊富な対応経験があります。

お電話またはメールでお問合せいただくと、相談から初期診断・お見積りまで、24時間365日無料でご案内していますので、まずはお気軽にご相談ください。

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自力で対応できない場合はフォレンジック調査の専門業者に依頼する

ハッキングや不正アクセス、ウイルス感染、情報漏えいなどの問題が起きた際、自分だけでの対応が難しいと感じたら、迷わずフォレンジック調査の専門業者に相談しましょう

どこから侵入され、どんな情報が漏れたのかを正しく把握することが重要です。特に、被害が大きい場合や情報が悪用された疑いがある場合は、専門家によるフォレンジック調査を実施することで、被害の拡大を未然に防ぐ有効な対策につながります。

信頼できる業者を選び、早めに動くことが、トラブルを最小限に抑えるポイントです。

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デジタルデータフォレンジックの強み

デジタルデータフォレンジックは、迅速な対応と確実な証拠収集で、お客様の安全と安心を支える専門業者です。デジタルデータフォレンジックの強みをご紹介します。

累計相談件数47,431件以上のご相談実績

官公庁・上場企業・大手保険会社・法律事務所・監査法人等から個人様まで幅広い支持をいただいており、累積47,431件以上(※1)のご相談実績があります。また、警察・捜査機関から累計409件以上(※2)のご相談実績があり、多数の感謝状をいただいています。
(※1)集計期間:2016年9月1日~
(※2)集計機関:2017年8月1日~

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自社内に40名以上の専門エンジニアが在籍し、17年連続国内売上No.1のデータ復旧技術(※3)とフォレンジック技術でお客様の問題解決をサポートできます。多種多様な調査依頼にお応えするため、世界各国から最新鋭の調査・解析ツールや復旧設備を導入しています。
(※3)第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2023年)

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デジタルデータフォレンジックでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。今すぐ専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

よくある質問

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可能です。当社は特定の休業日はございません。緊急度の高い場合も迅速に対応できるように、365日年中無休で対応いたしますので、土日祝日でもご相談下さい。

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もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格(ISO24001)およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。

この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数47,431件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

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