サイバー攻撃

不正アクセスされたか確認する方法とログ履歴・兆候・対処の基本を解説

迷惑メール

ログイン履歴に見覚えのないアクセスがあったり、通知が異常に届いたりといった症状は、不正アクセスの初期兆候かもしれません。とはいえ、被害が確定していない段階では「気のせいかもしれない」と判断を迷うケースも多くあります。

しかし、そのまま放置してしまうと証拠が消失する恐れがあり、後から原因や被害範囲を確認することが難しくなる可能性があります。

まずは自力でできる範囲で、異常が起きていないか冷静にチェックしておくことが重要です。

そこで本記事では、不正アクセスの有無を確認する方法として、ログイン履歴・通知・端末の挙動などを整理し、どこを見ればよいかを具体的に解説します。

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不正アクセスが疑われるサイン

以下のような症状が見られた場合、不正アクセスやマルウェア感染の疑いがあります。

見覚えのないログイン履歴やIPアドレス

自分が利用していない地域や時間帯でアクセスが記録されていた場合、第三者のログインが疑われます。クラウドサービスやSNSでは「ログイン履歴」や「最近のアクティビティ」で確認できます。

このような不審な記録があれば、不正アクセスの可能性が高いため、早期の調査が必要です。

アカウントロックやパスワードリセット通知が頻発

パスワードの誤入力や再設定通知が続く場合、外部からのログイン試行が繰り返されている可能性があります。特に短時間に複数回通知が届いた場合は要注意です。

クレジットカード・銀行明細に不審な取引

ネットバンキングやキャッシュレス決済が不正に使われた場合、情報が盗まれている恐れがあります。定期的に明細を確認し、不審な取引があればすぐに対処してください。

PCやスマホの動作が重い・再起動が頻発

マルウェア感染により、バックグラウンドで異常な処理が行われている可能性があります。原因が特定できない場合は、ログ調査やウイルスチェックを行うべきです。

不審なアプリやファイルが勝手に追加・削除されている

第三者が遠隔操作を行っている、または不正なプログラムが動作している可能性があります。証拠保全のため、安易な削除や初期化は避けてください。

不正アクセスの対処法

不正アクセスが疑われる場合、被害を最小限に抑えるための対応が必要です。以下の基本手順に従って確認と対応を進めましょう。

安全確認と隔離

ネットワークを一時的に遮断し、該当端末やアカウントを隔離します。被害が拡大しないよう、関係者への一次連絡も重要です。

手順
  1. ネットワーク接続の遮断や無線LANの停止
  2. 対象アカウントのロックやログアウト
  3. 関係者への緊急連絡と対応の一時共有

証拠保全

ログイン履歴・操作ログ・通知などのデータを保存します。時系列の記録や画面キャプチャ、アクセス元IPの記録も含めましょう。

手順
  1. ログイン履歴やアクセスログをエクスポート
  2. 通知履歴や画面キャプチャの保存
  3. 端末イメージ取得の検討(改変防止のため)

影響範囲の把握

どのアカウント・端末・データが影響を受けたかを整理します。被害の全体像を把握することで、今後の対応や再発防止策の立案に役立ちます。

手順
  1. 影響が疑われるアカウントや端末の一覧化
  2. 不審な操作履歴や通信ログの時系列整理
  3. 二次被害(情報漏えい・不正送金など)の有無確認

不正アクセスの痕跡を調べたいときは専門業者に相談を

不正アクセスが疑われる場合、自力での対応では限界があることもあります。とくに証拠が消失する恐れがあるため、冷静な判断と記録保全が大切です。

フォレンジック専門業者では、ログや操作履歴、通信記録などを客観的に分析し、第三者が納得できる報告書として整理できます。社内対応に迷ったら、一度専門業者のアドバイスを受けてみることをおすすめします。

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詳しく調べる際は不正アクセス調査の専門家に相談を

サイバー攻撃、不正アクセス、マルウェア感染のような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。

特に、法的手続きが絡むケースや被害が広範囲に及ぶ場合は、専門家の力を借りることで被害の最小化と信頼性の高い証拠の収集が可能です。

>情報漏えい時の個人情報保護委員会への報告義務とは?詳しく解説

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この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

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