サイバー攻撃

Wi-Fi ハッキング対処|乗っ取りが疑われたときの緊急対応

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近年、家庭内ネットワークや企業の業務用ネットワークを狙ったWi-Fiハッキングが急増しています。

被害に遭うと、インターネットの不正利用だけでなく、個人情報の漏えいや機密データの流出といった深刻な問題に発展することがあります。この記事では、Wi-Fiがハッキングされた可能性がある場合の具体的な対処法について詳しく解説します。もしハッキングに遭った場合にはフォレンジック調査会社に相談しましょう

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Wi-Fiハッキングが疑われる場合の対処法

Wi-Fiの乗っ取りや不正アクセスが疑われる際には、被害の拡大を防ぐために迅速かつ冷静な対応が求められます。以下の手順を順に実行し、セキュリティを回復していきましょう。

すべての機器をネットワークから即時切断する

ハッキング被害が疑われる初動として、ネットワークからの切断は極めて重要です。これは、攻撃者との通信を遮断し、情報漏えいや追加の被害を防ぐための措置です。

  1. スマートフォン、PC、IoT機器など、Wi-Fiに接続しているすべての端末を「機内モード」または「Wi-Fiオフ」にする。
  2. ルーターの電源コードを抜き、完全にシャットダウンする。
  3. ネットワークへのアクセスを完全に遮断し、現状のまま端末に変更を加えないよう注意する。

不審な要求や警告には絶対に応じない

ランサムウェアの可能性があるポップアップやメッセージが表示された場合、個人情報や決済情報を入力してはいけません。

  1. ポップアップやメッセージに表示されるリンクやボタンはクリックしない。
  2. 画面をスクリーンショットで保存して証拠を残す。
  3. 冷静に、次の対応(ルーター確認やスキャン)へ進む。

ルーターの設定とログを確認する

ルーターの設定画面を確認することで、不正アクセスの痕跡を発見できることがあります。ここでは、絶対にルーターの初期化はせず、証拠を保持したまま調査を行います。

  1. ブラウザで「192.168.1.1」など、ルーターの管理画面にアクセスする。
  2. ログイン後、「ログ」「接続一覧」「ポート転送」などの項目を開く。
  3. 知らないIPアドレスや異常な設定(VPN接続、ポート開放等)を探す。

この時点で異常を検知した場合は、証拠保全の観点から、フォレンジック調査を強く推奨します。
社内や個人で調査を完結させるのはリスクが高いため、第三者の専門調査会社に依頼することが安全です。

ルーターの初期化を行う前に、フォレンジック調査を検討する

ルーターを初期化することで設定が元に戻るため、再発防止に役立ちますが、証拠が失われる危険性があります。特に警察への通報や法的措置が視野にある場合、まずは専門家に相談してください。

  1. 初期化は最後の手段として取っておき、先にログの取得や設定のスクリーンショットを撮る。
  2. 専門調査会社またはセキュリティベンダーへ、フォレンジック調査を依頼。
  3. 必要な証拠が確保されたことを確認してから、初期化を検討。
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社内や個人でフォレンジック調査を完結させるのは、証拠の観点からリスクが高いため、専門業者への相談が不可欠です。

ルーターや端末のファームウェア・ソフトウェアを更新する

ルーターや接続端末のソフトウェアが古いままだと、既知の脆弱性が悪用されやすくなります。必ず最新の状態に保ちましょう。

  1. ルーターの管理画面にアクセスし、「ファームウェア更新」や「システムアップデート」の項目を確認。
  2. 更新がある場合は、製造元の公式サイトから最新バージョンをダウンロードして適用。
  3. 同様に、PCやスマートフォンのOS、セキュリティソフトもアップデートを確認して実行。

端末のウイルススキャンとパスワード変更を行う

Wi-Fiに接続していた全ての端末に対して、マルウェアやウイルス感染の有無を確認し、重要なアカウントのパスワードも必ず変更しましょう。

  1. ウイルス対策ソフトを起動し、PC・スマホそれぞれに対してフルスキャンを実行。
  2. 不審なプログラムが検出された場合は削除、または隔離。
  3. GmailやSNS、ネットバンキングなど、重要なアカウントのパスワードを順次変更。
  4. 二段階認証(2FA)を可能な限りすべてのサービスに導入。

必要に応じて専門家やサービス提供会社に相談する

自力での対応が難しい場合や、法人・企業において損害が出ている可能性がある場合は、ISP(インターネットサービスプロバイダ)やフォレンジック調査会社への相談が最も安全で確実です。

  1. 被害状況を簡潔にまとめておく(発生日時、影響範囲、使用機器など)。
  2. 契約しているISPのサポート窓口へ連絡し、相談内容を伝える。
  3. セキュリティ専門の調査会社へ連絡し、フォレンジック調査の依頼可否を確認する。

フォレンジック調査では、通信ログやデバイス内のデータを分析することで、侵入経路・被害範囲・攻撃手法などを正確に解明できます。

自力で対応できない場合はフォレンジック調査の専門業者に依頼する

ハッキングや不正アクセス、ウイルス感染、情報漏えいなどの問題が起きた際、自分だけでの対応が難しいと感じたら、迷わずフォレンジック調査の専門業者に相談しましょう

どこから侵入され、どんな情報が漏れたのかを正しく把握することが重要です。特に、被害が大きい場合や情報が悪用された疑いがある場合は、専門家によるフォレンジック調査を実施することで、被害の拡大を未然に防ぐ有効な対策につながります。

信頼できる業者を選び、早めに動くことが、トラブルを最小限に抑えるポイントです。

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まとめ

Wi-Fiのハッキング被害は決して他人事ではなく、誰でも巻き込まれる可能性があります。「おかしい」と思った時点ですぐに通信を遮断し、端末やルーターの状況を確認することが被害最小化の鍵です。

安易に初期化せず、証拠を確保した上でフォレンジック調査を行うことで、法的な対策や再発防止策の立案も可能になります。日常的なセキュリティ対策とあわせて、信頼できるパートナー(ISP・セキュリティ専門会社)との連携を検討しましょう。

よくある質問

調査費用を教えてください。

対応内容・期間などにより変動いたします。
詳細なお見積もりについてはお気軽にお問い合わせください。
専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。

土日祝も対応してもらえますか?

可能です。当社は特定の休業日はございません。緊急度の高い場合も迅速に対応できるように、365日年中無休で対応いたしますので、土日祝日でもご相談下さい。

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この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

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