サイバー攻撃

サポート詐欺で遠隔操作されたときの正しい対処法とは?

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突然の警告画面と共に「サポートセンター」への連絡を求める電話番号が表示され、そこで案内されるままに遠隔操作ソフトをインストール。これは典型的な「サポート詐欺」です。

もしサポート詐欺によって遠隔操作された場合は、内部環境にアクセスされているため情報漏洩の可能性が非常に高いです。すぐにフォレンジック調査会社に相談することをおすすめします

もし既にパソコンやスマートフォンが遠隔操作されたなら、ただちに適切な対処を取る必要があります。本記事では、遠隔操作された被害を最小限に抑え、二次被害を防ぐための具体的な対応手順を解説します。

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サポート詐欺で遠隔操作された場合に取るべき対処方法

このエラーに直面した場合、下記の対処法を試してください。

インターネット接続を遮断する

まず真っ先に行うべきことは、加害者との通信手段を断ち切ることです。

  1. Wi-Fi接続を切る、またはLANケーブルを抜く。
  2. スマートフォンなら「機内モード」に切り替える。
  3. モバイルルーターなどを使用している場合は、電源を切る。

遠隔操作ソフトをアンインストールする

続いて、攻撃者が使用した遠隔操作ソフトを完全に削除しましょう。

  1. Windowsなら「コントロールパネル」→「プログラムのアンインストール」に進む。
  2. 一覧から「TeamViewer」「AnyDesk」など、見覚えのないソフトを探してアンインストール。
  3. Macでは「Finder」→「アプリケーション」フォルダ内から該当ソフトをゴミ箱へ。

ウイルススキャンを実行する

遠隔操作ソフトだけでなく、マルウェアが潜んでいる可能性もあります。必ずセキュリティスキャンを実行してください。

  1. Windowsの場合、「Windowsセキュリティ」を開く。
  2. 「ウイルスと脅威の防止」→「スキャンのオプション」→「フルスキャン」を選択。
  3. Macの場合、「App Store」からセキュリティソフトをダウンロードしスキャンを実施。

すべてのパスワードを変更する

遠隔操作を通じてIDやパスワードが漏洩している恐れがあります。

  1. ネットバンキング、Gmail、Yahoo!メールなどから優先的に変更。
  2. SNS(Twitter、Instagram、Facebook)も忘れずに対応。
  3. 可能であれば「2段階認証」を有効に設定。

金融機関などに不正使用の有無を確認

クレジットカードや銀行口座が不正に利用されていないかを調査しましょう。

  1. クレジットカード会社に連絡し、利用履歴を確認。
  2. オンラインバンキングの履歴をチェック。
  3. 不正が疑われる場合は、カードの停止または口座の一時凍結を依頼。

警察および専門機関へ相談する

この種の被害はれっきとした「サイバー犯罪」です。放置せず、法的機関に報告してください。

  1. 最寄りの警察署に連絡し、「生活安全課」または「サイバー犯罪相談窓口」へ。
  2. 警察相談専用ダイヤル「#9110」も利用可能。
  3. 地域の消費生活センターに相談するのも効果的。

社内や個人でフォレンジック調査を完結させるのは、証拠の観点からリスクが高いため、専門のフォレンジック調査会社への相談を強く推奨します。

証拠をすべて保存する

将来的に損害賠償や刑事告訴を検討する場合、証拠の保存は極めて重要です。

  1. 偽の警告画面のスクリーンショットを保存。
  2. 遠隔操作ソフトのインストール履歴を控える。
  3. 支払い明細、通話履歴、詐欺相手とのチャットログも確保。

自力で対応できない場合はフォレンジック調査の専門業者に依頼する

ハッキングや不正アクセス、ウイルス感染、情報漏えいなどの問題が起きた際、自分だけでの対応が難しいと感じたら、迷わずフォレンジック調査の専門業者に相談しましょう

どこから侵入され、どんな情報が漏れたのかを正しく把握することが重要です。特に、被害が大きい場合や情報が悪用された疑いがある場合は、専門家によるフォレンジック調査を実施することで、被害の拡大を未然に防ぐ有効な対策につながります。

信頼できる業者を選び、早めに動くことが、トラブルを最小限に抑えるポイントです。

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この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

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