サイバー攻撃

SNSでなりすましに遭ったらどうする?警察へ相談する時のポイントを解説

SNS上で自分になりすましたアカウントを見つけてしまったとき、多くの方が「どうすればいいのか」「警察に相談すべきか」と迷います。放っておいても自然に消えることはほとんどなく、第三者に悪用される危険性が高まります。

本記事では、SNSなりすましに気づいたときに何をすべきか、警察に相談するタイミングと手順、さらに必要に応じて専門調査を活用する方法までを、初心者の方にも分かりやすく解説します。

サイバーセキュリティに強い専門チームが対応中

SNSでのなりすましとは?

SNSでなりすましされることは、第三者がInstagramやX(旧Twitter)、LINE、Facebookなどのソーシャルメディア上で、自分の名前・顔写真・プロフィール・投稿内容を模倣されることです。

なりすましには明確な悪意があるケースも多く、次のような目的で行われます

  • 知人やフォロワーをだまして金銭や情報をだまし取る
  • 本人になりすまして誹謗中傷・虚偽情報を流す
  • 企業や著名人になりすまし、ブランドを毀損する

一部のケースでは、AIによる偽造画像やディープフェイク技術が使われ、見分けが非常に困難な場合もあります。SNS上のアカウントが“誰にでも簡単に作れる”からこそ、対策が急務となっています。

SNSでなりすましされている主なサイン

自分がSNSでなりすまし被害に遭っているかどうかは、初期の段階では気づきにくいこともあります。以下のようなサインがある場合は、なりすましの可能性があります。

自分の名前・画像を使った偽アカウントが見つかった

アイコン写真・プロフィール文・投稿内容などが自分のものと酷似したアカウントが存在する場合、なりすましである可能性があります。とくにIDや表示名が似ていて、見分けがつきにくいケースは要注意です。

知人から「偽アカウントがあった」と連絡が来た

周囲の人から「あなたの偽物がいたよ」「怪しいメッセージが来た」と言われた場合は、まず本人のアカウントでないことを確認し、状況を整理しましょう。通報や被害拡大を防ぐためにも、早めの対処が必要です。

身に覚えのない投稿やメッセージが送られている

自分の知らないうちに、偽アカウントが勝手に投稿したり、フォロワーにDMを送っていたりすることがあります。中にはURL付きのフィッシングメッセージを送るなど、犯罪に利用されることもあるため危険です。

サイバーセキュリティに強い専門チームが対応中

SNSなりすましを警察に相談すべきタイミング

SNSのなりすまし被害に気づいたとき、すぐに警察へ相談すべきかどうか迷う方も多いでしょう。すべてのケースが「警察案件」になるとは限りませんが、次のような状況に当てはまる場合は、早めの相談を検討してください。

  • 誹謗中傷や名誉毀損の投稿がある場合
  • なりすましにより金銭的な被害が発生している場合
  • 「殺す」「晒す」などの脅迫・嫌がらせ行為が含まれる場合
  • 繰り返し悪質な行為が続いている場合

これらは刑事事件に発展する可能性があるため、警察への相談が重要です。被害届が受理されるかどうかはケースバイケースですが、相談しておくことで今後の法的対応にもつながりやすくなります。

逆に、なりすましアカウントが発見されたが何も投稿しておらず、被害が発生していない場合は、SNS運営会社への通報対応が基本になります。ただし、証拠をしっかりと保存しておくことは、今後の相談時に役立ちます。

SNSなりすましを警察に相談する際のポイント

SNSのなりすまし被害を警察に相談する際は、状況を正しく伝え、必要な証拠を準備しておくことが重要です。相談だけなら予約は不要ですが、よりスムーズな対応を得るために以下のポイントを押さえておきましょう。

偽アカウントの証拠を保存する

投稿やDMなどのスクリーンショット、偽アカウントのプロフィール、URLなどはすべて記録しておきましょう。可能であれば、日時や端末画面が分かる状態で保存すると信頼性が高まります。

手順
  1. 偽アカウントのURLをメモする
  2. 画面キャプチャ(投稿やプロフィール)を撮影
  3. 被害発生時刻や気づいた経緯を記録

相談窓口を選ぶ(最寄り署・サイバー窓口)

警察への相談は、「最寄りの警察署」「サイバー犯罪相談窓口」「電話相談(#9110)」などがあります。人命に関わる緊急性がある場合は、110番を利用してください。

手順
  1. 事件性があるかを自分で判断せず、まずは相談
  2. 対応してくれた担当者の名前を控える
  3. 後日進展があった場合は再度連絡・追加相談

被害の経緯をまとめる

「いつ、どこで、どんな内容を確認したか」「誰にどのような被害が出たか」を整理しておくと、相談がスムーズです。被害届を出す場合は、紙の資料としてまとめておくと効果的です。

手順
  1. なりすましが始まった日・時刻の特定
  2. 自分や他人が受けた被害内容を整理
  3. どのSNSで発生したか、アカウント名などを記載

さらに詳しく調べたいときは専門業者に相談する

警察に相談したものの対応が進まない、または証拠が不十分と判断された場合は、専門の調査会社への相談も検討できます。特に以下のような対応が求められる場合、デジタルフォレンジックの専門知識が役立ちます。

  • 被害範囲の把握(誰に何が送られたか)
  • 証拠として使える報告書の作成
  • 弁護士と連携した法的対応のサポート

フォレンジック調査会社では、投稿やログの保存、SNSプラットフォームへの照会サポートなどを含め、個別のケースに応じた調査方針を立てることができます。

自力で対応しきれない場合や、警察やSNS運営会社での対応が進まないときには、第三者の立場で詳細な調査を行える専門会社への相談が有効です。

私たちデジタルデータフォレンジックでは、SNSなりすましの証拠保全から発信元特定、報告書作成まで一貫した対応が可能です。秘密保持契約(NDA)にも対応し、ご希望に応じて弁護士・警察と連携した支援も行っています。

24時間365日、初期診断や相談、お見積りは無料で対応しています。お気軽にご相談ください。

サイバーセキュリティに強い専門チームが対応中

詳しく調べる際はフォレンジック調査会社に相談を

適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。特に、法的手続きが絡むケースや被害が広範囲に及ぶ場合は、専門家の力を借りることで被害の最小化と信頼性の高い証拠の収集が可能です。

>情報漏えい時の個人情報保護委員会への報告義務とは?

当社では、インシデント対応のプロが初動対応から、専門設備でのネットワークや端末の調査・解析、調査報告書の提出、ならびに報告会によって問題の解決を徹底サポートします。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

デジタルデータフォレンジックの強み

デジタルデータフォレンジックは、迅速な対応と確実な証拠収集で、お客様の安全と安心を支える専門業者です。デジタルデータフォレンジックの強みをご紹介します。

累計相談件数39,451件以上のご相談実績

官公庁・上場企業・大手保険会社・法律事務所・監査法人等から個人様まで幅広い支持をいただいており、累積39,451件以上(※1)のご相談実績があります。また、警察・捜査機関から累計395件以上(※2)のご相談実績があり、多数の感謝状をいただいています。
(※1)集計期間:2016年9月1日~
(※2)集計機関:2017年8月1日~

国内最大規模の最新設備・技術

自社内に40名以上の専門エンジニアが在籍し、14年連続国内売上No.1のデータ復旧技術(※3)とフォレンジック技術でお客様の問題解決をサポートできます。多種多様な調査依頼にお応えするため、世界各国から最新鋭の調査・解析ツールや復旧設備を導入しています。
(※3)第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2017年)

24時間365日スピード対応

緊急性の高いインシデントにもいち早く対応できるよう24時間365日受付しております。

ご相談から最短30分で初動対応のWeb打合せを開催・即日現地駆けつけの対応も可能です。(法人様限定)自社内に調査ラボを持つからこそ提供できる迅速な対応を多数のお客様にご評価いただいています。

デジタルデータフォレンジックでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。今すぐ専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

調査の料金・目安について

まずは無料の概算見積もりを。専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。
機器を来社お持込み、またはご発送頂ければ、無料で正確な見積りのご提出が可能です。
まずはお気軽にお電話下さい。

【法人様限定】初動対応無料(Web打ち合わせ・電話ヒアリング・現地保全)

❶無料で迅速初動対応

お電話でのご相談、Web打ち合わせ、現地への駆け付け対応を無料で行います(保全は最短2時間で対応可能です。)。

❷いつでも相談できる

365日相談・調査対応しており、危機対応の経験豊富なコンサルタントが常駐しています。

❸お電話一本で駆け付け可能

緊急の現地調査が必要な場合も、調査専門の技術員が迅速に駆け付けます。(駆け付け場所によっては出張費をいただく場合があります)

よくある質問

調査費用を教えてください。

対応内容・期間などにより変動いたします。
詳細なお見積もりについてはお気軽にお問い合わせください。
専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。

土日祝も対応してもらえますか?

可能です。当社は特定の休業日はございません。緊急度の高い場合も迅速に対応できるように、365日年中無休で対応いたしますので、土日祝日でもご相談下さい。

匿名相談は可能でしょうか?

もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格(ISO24001)およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。

この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

電話で相談するメールで相談する
フォームでのお問い合わせはこちら
  • 入力
  • 矢印
  • 送信完了
必 須
任 意
任 意
任 意
必 須
必 須
必 須
必 須
必 須
必 須
簡易アンケートにご協力お願いいたします。(当てはまるものを選択してください) 
 ハッキングや情報漏洩を防止するセキュリティ対策に興味がある
 社内不正の防止・PCの監視システムに興味がある