社内不正・労働問題

会社の不正を相談できる窓口とは?内部通報・外部通報・公益通報の違いと利用方法を解説

公益通報保護

「社内で横領や不正があるかもしれない」「ハラスメントの通報をしたいが、社内では相談しづらい」そんなときは、安全に相談できる窓口がいくつか用意されています。

企業の内部通報制度や、公益通報者保護法に基づいた行政機関の相談窓口を活用することで、報復や不利益を避けながら、正しく不正を伝えることが可能です。

本記事では、社内・外部・行政それぞれの相談窓口について整理し、それぞれの違いや活用のポイントを分かりやすく解説します。

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内部通報・外部通報・公益通報の違い

不正を相談・通報する手段には大きく3つの種類があります。それぞれの特徴を理解することで、自分の状況に合った適切な窓口を選ぶことができます。

通報の種類 通報先 匿名性 通報者の保護 主な特徴
内部通報 社内の人事・法務・コンプライアンス部門など △(企業の制度による) 会社独自のルールに依存 企業内で問題を解決。内部での圧力が課題になることも。
外部通報 弁護士事務所、外部専門機関など ◯(匿名での相談が可能) 契約・運用ルールに基づいて保護 第三者が対応するため、社内より相談しやすい。
公益通報 行政機関(経済産業省・厚労省・金融庁など) ◯(秘密保持が義務化) 公益通報者保護法により法律で保護 法令違反に該当する重大な不正を対象に、通報者を法的に守る。

会社の不正を相談できる主な窓口

不正の種類や社内の状況に応じて、相談・通報先を選ぶことが重要です。通報者の匿名性や安全性が法律で守られている制度もあるため、安心して利用できます。

社内の内部通報窓口(ヘルプライン)

多くの企業では、人事部・法務部・コンプライアンス部門に内部通報窓口を設けています。最近では、外部の弁護士事務所などに委託された第三者窓口も増えています。

  • 社内の通報制度や就業規則を確認
  • 通報フォーム・メール・電話などから連絡
  • 証拠や経緯を整理して説明する

外部委託の通報・相談窓口

企業が外部の弁護士や専門機関と契約し、社員が安心して相談できる体制を整えているケースもあります。匿名でも相談できる点が特徴です。

  • 社内イントラや掲示などで窓口を確認
  • 専用フォームや電話番号から相談
  • 必要に応じて担当部署へ取り次ぎ・報告

行政機関の公益通報受付窓口

公益通報者保護法に基づき、企業が適切に対応しない場合や、法令違反の重大な問題がある場合に、行政機関へ直接通報できます。

  • 各省庁の「公益通報受付窓口」を調べる
  • 相談フォームや電話で通報内容を伝える
  • 通報者情報は秘密厳守される

労働基準監督署・公的機関の相談先

ハラスメントや不正就労などの労務トラブルについては、労働基準監督署や労働相談センターでの対応が可能です。

  • 最寄りの労基署・相談センターを確認
  • 電話または来所して事情を説明
  • 必要な支援や対処方法の案内を受ける

不正を相談する際に意識したいポイント

相談の際には、できるだけ客観的な事実や状況を整理しておくことが重要です。スムーズな対応につなげるためにも、以下の準備をしておきましょう。

  • いつ、どこで、誰が、何をしたかをメモする
  • メール・録音・写真などの証拠があれば保管する
  • 匿名での相談が可能か事前に確認しておく

会社内での通報が難しい場合でも、社外や行政の窓口を利用することで、より安全に相談できます。特に公益通報では、通報者の安全と匿名性が法的に保護されています。

より詳しい調査や証拠保全が必要な場合は

不正の実態を客観的に明らかにする必要がある場合、フォレンジック調査会社の活用も選択肢の一つです。フォレンジック調査会社では、社内不正に関する操作履歴の調査や、証拠となるデータの保全、中立的な報告書の作成などを通じて、通報に向けた準備を支援しています。

通報者の立場での相談にも対応しているため、「証拠をどう確保すればいいか分からない」「通報すべきか迷っている」といった段階でも、安心して相談することができます。

DDF不正アクセス、社内不正、情報持ち出し、職務怠慢のような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。しかし、自力で調査を行うと、調査対象範囲が適切でなかったり、意図しない証拠データの消失が発生しやすく、不完全な結果になる恐れがあります。

このような事態を防ぎ、適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。フォレンジック調査では、インシデント対応のプロが初動対応から、専門設備での端末の調査・解析、調査報告書の提出ならびに報告会によって問題の解決を徹底サポートします。

デジタルデータフォレンジックでは、お電話またはメールでお問合せいただくと、状況のヒアリングと対応方法、お見積りを無料でご案内いたします。法人様の場合、ご相談から最短30分で初動対応のWeb打合せも開催しておりますので、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

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