Windowsのログインパスワードを忘れてしまった場合、OSの再インストールや初期化などを行う必要があります。これによってパソコンは元通り使えるようになりますが、機器に保存されていたデータは消えてしまいます。
つまり、Windowsのパソコンのパスワードを忘れてしまった場合、データの要不要に応じて適切な対処をとる必要があるのです。そこでこの記事では、パスワードがわからなくなった場合の対処方法をいくつかお伝えします。
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目次
Windowsパソコンのパスワード解除・解析方法
Windowsパソコンのパスワード解除・解析方法は次の5つです。
- ①起動ディスクを使用してパスワードをリセットする
- ②パスワードを予測して入力する
- ③他のアカウントからパスワードを変更する
- ④パスワード解析ソフトを利用する
- ⑤専門業者にパスワード解除を依頼する
①起動ディスクを使用してパスワードをリセットする
Windowsのパスワードを忘れた場合、起動ディスクを使用してパスワードをリセットすることができます。ただし、データは初期化されてしまうので、必要なデータのバックアップがない場合、この方法は行わないでください。
起動ディスクを使用してパスワードをリセットする手順は次のとおりです。
- 起動ディスクを使用してパソコンを起動します。
- 次に、「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」→「パスワードのリセット」を選択します。
- リセットウィザードが表示されたら、パスワードをリセットするための手順に従います。
- 最後に、新しいパスワードを入力し、保存します。
②パスワードを予測して入力する
パスワードを忘れた場合、予測して入力する方法があります。たとえば、使用者の名前や生まれた日付、過去に使いまわしたパスワードなどで、ある程度は予測することができます。
しかし、パスワードをむやみに打ち込むとロックされ、入力できなくなってしまいます。そのため、パスワードを忘れた場合は、別の方法でパスワードを再設定するか、パスワード解除の専門業者に対応を依頼することで、安全に端末を再使用したり、データを取り出すことが可能となっています。
③他のアカウントからパスワードを変更する
ローカルアカウントのパスワードを忘れた場合、他のアカウントでWindows10パソコンにサインインできれば、管理者アカウントの権限を使いローカルアカウントのパスワードを変更できます。なお、Windiowsの管理者アカウント(Administrator)とは、Windowsにログインする際に使用するユーザーアカウントを指し、OSの全権限を掌握しています。
ローカルアカウントのパスワードを方法は変更する方法は次の通りです。
- マイコンピューターを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
- 「コンピュータの管理」をクリックします。
- 左側のメニューから「ユーザーアカウント」を選択します。
- 「ユーザーアカウントの管理」をクリックします。
- 「ユーザーアカウント」の一覧から、パスワードを変更したいアカウントを選択します。
- ユーザーアカウントのプロパティを開き、「パスワード」タブをクリックします。
- 「新しいパスワード」と「新しいパスワードを確認」欄に新しいパスワードを入力してから、「変更」をクリックします。
- 確認メッセージが表示されたら、「OK」をクリックします。
④パスワード解析ソフトを利用する
Ophcrackでパスワードを解析する
OphcrackはWindowsのパスワードを解析するためのツールです。これは、ユーザーのパスワードを解析して正確な情報を提供するために使用されます。
Ophcrackのインストール手順は次のとおりです。
- Ophcrackを入手する。Ophcrackは、オープンソースのパスワードクラッカーツールです。以下のサイトから最新のバージョンをダウンロードしてください(https://ophcrack.sourceforge.io/)。
- ダウンロードしたファイルを実行します。インストーラーが開くので、指示に従いインストールします。
- インストール完了後、Ophcrackを起動します。起動すると、パスワードクラッカーのメイン画面が表示されます。
- パスワードクラックを開始するには、「開始」をクリックします。すると、Ophcrackがパスワードを解析し、パスワードを表示します。
Ophcrackでパスワードを解析する方法は次のとおりです。
- 対象となるパスワードを暗号化したハッシュを取得します。
- Ophcrackを起動し、取得したハッシュを入力します。
- Ophcrackがパスワードの解析を開始します。
- 解析が完了したら、パスワードが表示されます。
⑤専門業者にパスワード解除を依頼する
パスワードを解除できない場合、「機器を優先するか」「データを優先するか」で対応が変わります。機器を優先する場合は、修理業者だけでなく、製造メーカーなどに問い合わせると、保証期間内であれば無料か格安で機器を交換してもらうことが出来ます。
一方でデータを優先する場合、初期化すればパスワード解除できる状態でも、上記の手段を試みるのは控えましょう。パスワードには入力上限があり、連続で入力ミスすると完全にロックされたり、工場出荷時に戻ってしまうことがあるからです。
このような状態だと、高度な復旧技術を持つ専門の業者であっても、対応できなくなる恐れもあります。むやみに操作せず専門業者に対応を依頼しましょう。技術力の高い業者では専門エンジニアが最先端の技術を駆使し、安全にパスワード解除を行うことが可能です。
なお、デジタル遺品などの場合、遺族関係者の同意が取れない状況で、パスロックを解除を試みると、相続人の意思の疎通を欠くことになり、家庭内紛争に発展する恐れもあります。デジタル遺品については下記の記事でも詳しく紹介しています。
パスワード解除でお困りならDDFへ
Windowsパソコンに残された写真や、故人のデジタル遺品をロック解除して取り出したい方は、自己判断で解決を試みるよりパスワード解除の専門業者に対応を依頼しましょう。
当社デジタルデータフォレンジック(DDF)でも、パスワード解除や壊れた機器からのデータ復元などを含めて、故人が遺したデジタル機器をすべて調査し、必要なデータを抽出・整理してご遺族にお届けしています。また当社は、国内トップクラスのデータ復旧技術と、特殊なハッキングツールを保有しており、複雑なパスワードを使用している場合でもパスワードを解除し、データを復元・抽出することが可能です。
さらに当社では、事件現場に遺されたデジタル遺留品調査、および報告書作成も行っています。また不正操作により消されたデータの復元や、パスワード解析などで、警視庁をはじめ、さまざまな捜査機関からもご依頼を頂いており、遺品の調査や事件・事故などでデジタル機器の調査が必要な際は、ぜひご相談ください。
なお、インターネット上で流通している「パスワード解除ソフト」は初歩的なソフトウェアであり、ご自身でむやみに試してしまうとロック解除が困難な状態になる可能性があります。また、ロックがかかった機器からデータを取り出そうとすると、解除が不可能になったり、データが消えてしまうことがありますので、その点はご注意ください。
まとめ
巷で流布されているパスワード解除方法などを実行すると、初期化される恐れがありますので、安全にデータを取り出す場合は、パスワード解除の専門業者に対応を依頼するようにしましょう。
デジタルデータフォレンジックでは、作業内容のご提案とお見積りのご提示まで無料でご案内しております。DDFのパスワード解除サービスの詳細は以下のページで紹介しています。
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お困りの際はデジタルデータフォレンジックまでご相談ください。当社では作業内容のご提案とお見積りのご提示まで無料でご案内しております。なお、証拠利用の場合、法定資料としても活用できる報告書の作成も承っております。