デジタルフォレンジックを個人で依頼する方法とポイントを徹底解説

個人で不正アクセスやスマホ・PCの証拠収集を検討する際、どのようにフォレンジック調査を依頼すればよいのか分からず不安に感じていませんか？

本記事では、個人がデジタルフォレンジックを依頼する際の具体的な手順と注意点について、初めての方でも理解しやすいように解説します。スマホのLINE履歴や不正アクセスの証拠など、重要なデータを確実に保全・調査するために、信頼できる業者への相談が欠かせません。

証拠保全に失敗すれば、法的証拠としての効力を失いかねず、事態を悪化させるリスクもあります。この記事を読むことで、調査依頼の流れを正しく理解し、安心して専門家に相談するための準備ができるようになります。

＼スマホ・PCのフォレンジック調査を個人でも対応可能／

デジタルフォレンジックを個人で依頼する方法

個人でフォレンジック調査を依頼する場合、事前準備から報告書の受け取りまで、いくつかの重要なステップを経る必要があります。ここでは、初めて依頼する方にもわかりやすく、依頼方法を5つの段階に分けてご紹介します。

①事前準備と調査方針の整理

調査をスムーズに進めるには、最初に「何を、なぜ調べたいのか」を明確にしておくことが重要です。たとえば、スマホのLINE履歴や削除されたファイル、不正アクセスの有無など、調査対象と目的を具体的に洗い出しましょう。対象となる機器（スマートフォン、PC、外部メディア等）の情報や、発生しているトラブルの経緯も整理しておくと、相談時に役立ちます。

②専門業者への相談・見積もり依頼

次に、フォレンジック調査を専門とする企業に問い合わせを行います。多くの業者では、電話やメール、専用フォームなどで無料相談を受け付けています。ここで、調査の可否や流れ、料金の目安を確認しましょう。ISO認証取得や弁護士推薦がある業者を選ぶことで、安心して依頼できます。

③秘密保持契約（NDA）の締結と正式依頼

フォレンジック調査は機密性の高い作業であるため、調査開始前に秘密保持契約（NDA）を締結するのが一般的です。その後、調査方針・調査項目・費用見積りを確認し、正式に依頼を行います。NDAがあることで、個人情報やプライバシーが外部に漏れるリスクを低減できます。

④証拠保全・解析の実施

調査対象の機器が専門技術者のもとに届いた後、まずはデータの複製（イメージ取得）を行い、原本を保護しながら調査が進められます。復元・解析によって、削除されたデータや不審な通信履歴などを洗い出します。これにより、証拠としての信頼性を保ちつつ、詳細な状況が明らかになります。

⑤調査報告書と証拠資料の提供

解析が完了すると、報告書や証拠能力を担保したデータが納品されます。これらは、必要に応じて弁護士や警察など第三者機関への提出が可能です。民事・刑事の証拠として利用できるため、後々の法的対応にも有効です。

依頼時に注意しておくべきポイント

個人でフォレンジック調査を依頼する際、以下の点に注意することでトラブルを防げます。

• 事前に秘密保持契約が結べるかを確認しておく
• 業者の信頼性（実績、公式資格、弁護士の推薦など）を重視する
• 証拠保全はできるだけ早く行うことで、改ざんや消失のリスクを減らす
• データが抽出できなくても費用がかかる場合があるため、契約前に条件を確認する

弊社は個人のお客様からのデジタルフォレンジックの調査依頼も対応しております

個人での証拠収集は、適切な手順と技術が求められる繊細な作業です。判断を誤れば、証拠能力を失うだけでなく、法的リスクを広げてしまう恐れもあります。

当社では、これまでに「3.9万件以上（算出期間：2016年9月1日～）」のご相談実績があり、警察・官公庁・弁護士事務所・上場企業などからのご依頼にも対応してきました。スマートフォンやパソコン、タブレットなどあらゆるデバイスに対応し、個人のご相談にも真摯に対応いたします。

デジタルデータフォレンジックの強み

デジタルデータフォレンジックは、迅速な対応と確実な証拠収集で、お客様の安全と安心を支える専門業者です。デジタルデータフォレンジックの強みをご紹介します。

累計相談件数39,451件以上のご相談実績

官公庁・上場企業・大手保険会社・法律事務所・監査法人等から個人様まで幅広い支持をいただいており、累積39,451件以上（※1）のご相談実績があります。また、警察・捜査機関から累計395件以上（※2）のご相談実績があり、多数の感謝状をいただいています。
（※1）集計期間：2016年9月1日～
（※2）集計機関：2017年8月1日～

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（※3）第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年～2017年)

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