YouTubeは今や多くの人が利用する情報発信のプラットフォームですが、近年その仕組みを悪用したマルウェア配布が問題になっています。特に動画の説明欄やコメント欄に掲載された外部リンクから、不正なファイルやプログラムが配布されるケースが確認されています。
一見すると無害な動画でも、情報窃取や感染拡大のきっかけになる恐れがあるため、リスクを正しく理解することが重要です。
本記事では、YouTubeを悪用したマルウェア感染の手口や被害例、感染を防ぐための具体的な対策について解説します。
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YouTubeを経由したマルウェア感染とは
YouTubeの動画視聴そのものが原因でマルウェアに感染するケースは極めて稀ですが、説明欄やコメント欄に掲載されたURLから不正ファイルをダウンロードしてしまうことで感染するリスクが存在します。
たとえば、「クラック版ソフト」「ゲームのハックツール」「高速ブラウザ」などと称してリンクが貼られ、クリック後に不正なインストーラーや圧縮ファイルを取得してしまうことで、マルウェアに感染する可能性などがあります。
マルウェア配布の手口
攻撃者は動画やチャンネルを使って視聴者を巧みに誘導し、感染へとつなげていきます。
以下はその代表的な手口です。
説明欄・コメント欄のリンクで誘導
「無料配布」「高速化ツール」などの文言と共に外部リンクが掲載されていますが、実際には、情報窃取型マルウェアが仕込まれているZIPファイルや実行ファイルの配布データです。
人気チャンネルの乗っ取りと偽装配信
登録者の多い正規チャンネルを乗っ取り、信頼性を装った状態でマルウェアを拡散する手法なども確認されています。視聴者は偽装配信が正規配信だと誤信してしまい、被害に遭いやすくなります。
短縮URL・クラウド経由のファイル配布
URL短縮サービスやDropbox・Google Driveなどを経由し、ファイル本来の内容を隠蔽したまま感染させるケースも急増しています。
偽のアップデート案内や広告の悪用
「このソフトは古いバージョンです」と書かれた、偽のアップデート通知を装うことで、視聴者を不正サイトへ誘導し、マルウェアをダウンロードさせる手口などもあります。
実際に報告されている被害事例
以下は2023年から2024年にかけて国内外で報告された被害事例です。
- OnionPoison:正規Torブラウザを装い、YouTube説明欄からスパイウェアを配布
- Lumma Stealer、Vidar、StealCなどの情報窃取マルウェアが多数拡散
- 動画にリンクされたZIPファイルを実行し感染→パスワード情報などが盗まれる
- 2024年春には24件以上の攻撃チャンネルが報告され、削除対応が実施された
感染を防ぐための対策
マルウェア被害を未然に防ぐためには、以下の基本的な対策を徹底することが重要となります。
怪しいリンクは絶対にクリックしない
「無料ダウンロード」や「最新版はこちら」など、YouTubeの説明欄やコメント欄のリンクは信用せず、クリックしないことが第一の防御策です。
正規サイトからのみソフトを取得する
ソフトやアプリのダウンロードは、公式サイトやGoogle Play、App Storeなどの正規ストアから行うようにしてください。
セキュリティソフトとOSのアップデート
日頃からOS、ブラウザ、セキュリティソフトのアップデート通知があった際は、すぐに適用し、常に最新の状態を保ちましょう。既知の脆弱性を悪用された感染リスクを下げることができます。
YouTubeアカウントの乗っ取り対策
多要素認証(MFA)の有効化、使い回ししない強力なパスワードの設定にすることで、アカウントの乗っ取りを未然に防ぐことができます。
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>情報漏えい時の個人情報保護委員会への報告義務とは?詳しく解説
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