サイバー攻撃

バッファロー製NASのデータが不正アクセスで削除された原因と対処法

バッファロー 不正アクセス データ削除

  • NASの中のデータが突然消えていた
  • 管理画面に不審なログイン履歴があった
  • TerraStationが勝手に再起動していた

NASに保存されたファイルの消失は、操作ミスや故障だけでなく、セキュリティ設定の不備が原因のサイバー攻撃であることも少なくありません。問題の全容を把握し、正確に対処するには専門的な調査が必要です。

この記事では、バッファロー製NASのデータが不正アクセスによって削除されてしまう原因、企業として取るべき初動対応、そして再発を防ぐための対策について、フォレンジック調査の専門家の視点から詳しく解説します。被害拡大を防ぎ、信頼性の高いデータ復旧を実現したい法人様は、ぜひ最後までご覧ください。

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✔不正アクセスの形跡があると報告された
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※2 データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)

バッファロー製NASでデータが削除された原因

バッファロー製NASのデータが勝手に削除されるのは、単なる操作ミスや機器の故障ではなく、不正アクセスが原因の可能性もあります。

この場合初期対応を誤れば、復旧が困難になるだけでなく、被害範囲の特定もできなくなる可能性が高まります。以下に、想定される主な原因を整理します。

初期パスワード未変更による脆弱性

購入時の初期パスワードをそのまま使用していた場合、インターネット上に公開された既知の情報として簡単に突破される恐れがあります。

Webアクセス機能のセキュリティ設定不備

外部からNASへアクセスできる設定になっているにもかかわらず、IP制限や二段階認証を設けていない場合、第三者が簡単に侵入できてしまいます。

VPN・リモートアクセス機能の脆弱性

古いVPNソフトや開放されたポートを利用した侵入が一部事例で報告されています。社外からの接続手段がセキュアであるかの確認が必須です。

ファームウェア未更新によるゼロデイ攻撃

メーカーが告知した脆弱性に対してファームウェアを更新せずに放置すると、新たな攻撃手法でNASが狙われる危険性があります。

NAS共有設定の公開範囲が広すぎる

社内全体に開放されている共有フォルダのアクセス権限が適切でないと、無関係の端末からでも誤って削除されるリスクがあります。

内部操作・誤操作の可能性

管理者や従業員が意図せず削除してしまうケースも想定されます。特に、削除操作の確認ダイアログが簡素なUIでは、操作ミスが起きやすい傾向にあります。

 

不正アクセスが疑われる場合は、被害を拡大させない為にもフォレンジック調査会社へ相談し、侵入経路の特定・被害実態の確認・再発防止を行うことを推奨します。

フォレンジック調査
フォレンジック調査とは何か?対象範囲・調査の流れ・費用感まで解説フォレンジック調査とはデジタル機器を調査・解析し、「法的証拠」に関わる情報を抽出し、インシデントの全容を解明する調査です。本記事はフォレンジック調査の必要性やメリット、調査対象機器・方法・費用・事例・期間等解説しています。フォレンジック調査を行いたい場合は、デジタルデータフォレンジックにご相談ください。累積39,451件以上のご相談実績をもとに、インシデント原因や被害状況などスピーディーに調査します。...

バッファロー製NASのデータが削除された場合の対処法

データが消えていたことに気付いたとき、慌てて電源を切ったり初期化を試みたりするのは避けてください。誤った対応は、証拠や復旧可能な痕跡を完全に消してしまう恐れがあります。ここでは、被害の深刻化を防ぎ、適切な調査と復旧へつなげるための手順を紹介します。

アクセスログを確認・保全する

外部からの不正アクセスが疑われる場合、まずはログの保全が最優先です。ログの確認と保全の方法は以下の通りです。

アクセスログの確認・保全の手順
  1. NASの管理画面にログインします。
  2. アクセスログまたはシステムログの表示機能を開きます。
  3. 不審なIPアドレスや操作履歴を確認し、ログをCSVやPDFでエクスポートして保全します。

削除ファイルの復元可能性を評価する

削除されたファイルが復旧できるかどうかを早期に判断することが重要です。

削除ファイルの復元可能性の確認
  1. NASに接続されたソフトや復元ツールで「削除済みファイル一覧」を表示します。
  2. 表示されない場合は、専門ソフトやフォレンジックツールを活用して削除セクタのスキャンを行います。
  3. 復元可能なファイルがある場合は、別メディアにコピーして保存します。

同ネットワーク内の端末に異常がないか確認する

被害範囲を正確に把握するためには、NAS以外の機器も確認する必要があります。

周辺機器の確認方法
  1. 同じネットワークに接続されていたPCやスマホの一覧を確認します。
  2. それら端末のアクセスログやNASの操作履歴を突合します。
  3. 不審な挙動や外部アクセスがないかを調べます。

NASの操作履歴を解析する

削除の操作を実行したユーザーやタイミングを突き止めるカギとなることがあります。

NASの操作履歴を解析する
  1. 管理画面からユーザー別の操作履歴を確認します。
  2. 削除操作が実行された時間帯とユーザー情報を特定します。
  3. 操作内容を記録し、後の調査や報告資料に使用できる形で保全します。

パスワード変更・ファームウェア更新を実施する

これ以上の侵入を防ぐためにも、基本的なセキュリティ対策は早急に実施しましょう。

パスワード変更・ファームウェア更新を実施する
  1. 全ユーザーのパスワードを強固な文字列に変更します。
  2. バッファロー公式サイトから最新ファームウェアをダウンロードします。
  3. NASに適用し、セキュリティパッチが反映されたことを確認します。

フォレンジック調査会社に相談する

不正アクセスやデータ削除の原因を正確に突き止めるには、ログ解析やファイル復元の専門知識が必要不可欠です。自社対応では見落としや誤判断が発生しやすく、再発リスクを残したまま運用を再開する危険性もあるので、調査会社に相談しましょう。

フォレンジック調査会社に相談する
  1. 被害発覚後、操作や通電を控えた状態で現状を記録します。
  2. フォレンジック業者に連絡し、状況と要望を伝えます。
  3. 初期診断結果をもとに、詳細調査や証拠保全の対応方針を決定します

当社では、バッファローNASを含む各種ネットワークストレージに対応したフォレンジック調査・復旧技術を備え、発生直後からの証拠保全・原因特定・報告書作成まで一貫対応可能です。「これ以上の被害を防ぎたい」「正確な証拠を確保したい」とお考えの法人様は、まずは無料相談をご利用ください。

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NASの不正アクセス調査ならDDF

サイバー攻撃、不正アクセス、マルウェア感染のような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。

特に、法的手続きが絡むケースや被害が広範囲に及ぶ場合は、専門家の力を借りることで被害の最小化と信頼性の高い証拠の収集が可能です。

>情報漏えい時の個人情報保護委員会への報告義務とは?詳しく解説

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もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格(ISO24001)およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。

この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

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