サイバー攻撃

改ざんされたWebサイトの閲覧してしまったらどうすればいいのか?

ランサム

近年、Webサイトの改ざんによる被害が相次いで報告されており、これらのサイトを閲覧しただけで深刻なトラブルに巻き込まれるケースが増えています。

本記事では、改ざんされたWebサイトを閲覧することでどのようなリスクがあるのかを詳しく解説するとともに、万が一閲覧してしまった場合の具体的な対処法、そして閲覧を未然に防ぐためのポイントまでを徹底的にご紹介します。

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改ざんされたWebサイトを閲覧することによる主なリスク

改ざんされたWebサイトは、表面上は通常通りに見えるものの、裏ではマルウェアの配布や個人情報の窃取、不正なリダイレクトなど、様々な悪意のある仕組みが仕掛けられています。

マルウェア感染

もっとも多い被害がマルウェアの感染です。改ざんされたWebページにはJavaScriptやiframeを利用して、不正なプログラムが自動的に読み込まれるよう細工されていることがあります。

  1. ページを開いただけで、悪質なスクリプトが自動実行される。
  2. 端末にバックドアやスパイウェアがインストールされる。
  3. 個人データや端末の制御が外部へ流出する。

個人情報の流出

改ざんされたログインフォームや決済ページを通じて、クレジットカード情報やパスワードなどが不正に送信されるケースがあります。

  1. 見た目が本物そっくりの偽ログインページを表示。
  2. 入力した情報がそのまま攻撃者のサーバーへ送信される。
  3. 第三者によるアカウント不正使用や金銭的被害が発生。

不正サイトへのリダイレクト

閲覧者が気づかないうちに、詐欺サイトや違法コンテンツを含むWebサイトへリダイレクトされることがあります。

  1. JavaScriptやmetaタグによる自動リダイレクトが仕掛けられている。
  2. 警告表示を装った偽ソフトのインストールを促される。
  3. クリックによってさらなる感染リスクが高まる。

感染の連鎖による被害拡大

閲覧者の端末が感染すると、その端末を起点に別のWebサイトやシステムへの攻撃が始まる場合もあります。

  1. 感染端末内に保存されたFTPアカウントが盗まれる。
  2. 管理するWebサイトが次々に改ざんされる。
  3. 無関係の第三者にまで被害が波及。

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閲覧してしまった場合の対処法

改ざんサイトを閲覧してしまった場合、速やかな初動対応が被害の拡大を防ぎます。下記の対処法を参考に、確実な対応を心がけましょう。

ウイルススキャンの実施

まず行うべきは、セキュリティソフトによるフルスキャンです。市販製品だけでなく、OS付属のツール(例:Windows Defender)でも対応可能です。

  1. セキュリティソフトを起動する。
  2. 「フルスキャン」または「カスタムスキャン」を選択。
  3. スキャン結果に応じてマルウェアを駆除する。

OSやアプリケーションのアップデート

改ざんされたサイトは、OSやソフトウェアの脆弱性を突く攻撃を仕掛けてくるため、常に最新の状態に保つことが重要です。

  1. Windows:「設定」→「更新とセキュリティ」→「更新プログラムの確認」。
  2. macOS:「システム設定」→「ソフトウェア・アップデート」。
  3. 各種ブラウザやアプリも手動でアップデートを確認。

パスワード変更と情報確認

不審な挙動が見られたら、ログイン情報の流出を想定して主要アカウントのパスワードをすぐに変更しましょう。

  1. Google、Apple、SNS、金融系サービスなど、重要なアカウントのパスワードを変更。
  2. 二要素認証を設定して再認証を強化。
  3. ログイン履歴やアクセス状況も確認。

金融機関への連絡

閲覧時にカード番号や個人情報を入力してしまった場合、該当のクレジットカード会社や金融機関へ速やかに連絡し、不正使用を防止します。

  1. カード会社に連絡し、利用停止や再発行を依頼。
  2. 不審な利用履歴がないかを確認。
  3. 口座振替やオートチャージ設定の見直しも検討。

ログや通信履歴の確認

端末の通信履歴やブラウザのアクセスログを調べることで、不正な動作の兆候を早期に察知することができます。

  1. イベントビューアーやアクティビティモニターを開く。
  2. 不審なログ、通信先、起動アプリを調査。
  3. スクリーンショットやログを記録しておく。

フォレンジック調査の依頼

警察沙汰や法的対応が視野に入る場合、自力での調査には限界があります。特に、感染経路や情報流出範囲の特定には、フォレンジック調査の専門機関に相談することが必要です。

社内や個人でフォレンジック調査を完結させるのは、証拠の観点からリスクが高いことを強く念頭に置いてください。

自力で対応できない場合はフォレンジック調査の専門業者に依頼する

ハッキングや不正アクセス、ウイルス感染、情報漏えいなどの問題が起きた際、自分だけでの対応が難しいと感じたら、迷わずフォレンジック調査の専門業者に相談しましょう

どこから侵入され、どんな情報が漏れたのかを正しく把握することが重要です。特に、被害が大きい場合や情報が悪用された疑いがある場合は、専門家によるフォレンジック調査を実施することで、被害の拡大を未然に防ぐ有効な対策につながります。

信頼できる業者を選び、早めに動くことが、トラブルを最小限に抑えるポイントです。

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まとめ

改ざんされたWebサイトを安易に閲覧してしまうと、自身が被害者であるだけでなく、場合によっては第三者への加害者になるリスクすらあります。

「あれ?おかしいな」と思ったら、即時閲覧を中止し、セキュリティスキャンやパスワードの変更を行うことが重要です。被害の拡大を防ぐには、事前の準備と、万が一の際の正確な対応が何よりも鍵を握っています。

よくある質問

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この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

 

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