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スマホの動作が遅くなる―ウイルス感染の可能性も?原因や対処法を徹底解説

スマホの動作が遅くなる―ウイルス感染の可能性も?原因や対処法を徹底解説

スマホを使用している中で、動作が遅いと感じる場合、たいていは容量不足やバッテリーの劣化が原因です。しかし、どれにも当てはまらない場合、お使いのスマホがウイルスに感染している可能性も考えられます。

この記事では、スマホが動作が重くなる原因と対処法を詳しくご紹介します。

スマホの動作が遅くなる原因

スマホの動作が遅くなる理由は様々ですが、ここでは主たる原因を紹介します。

ストレージの容量が不足している

ストレージとは、写真や動画、アプリ、キャッシュデータを保存しておくデータ保存スペースのことです。写真や動画を撮影したり、音楽や動画をダウンロードしたり、長く使い続けてキャッシュデータが蓄積されると、端末内部のストレージが少しずつ埋まっていきます。

ストレージの容量が上限近くに達すると、スマホの動作が重くなります。iPhoneだと最悪の場合、起動を繰り返してホーム画面に切り替わらず、操作ができなくなるリンゴループに陥る可能性があります。日頃から端末のストレージ状況は定期的に確認しておきましょう。

起動しているアプリが多すぎる

起動しているアプリが増えるとメモリを圧迫し、端末の動作は必然的に遅くなります。また使用していないアプリであっても、バックグラウンドで動作を続けるものがあるため、開いたままのアプリのうち、とくに容量を圧迫するものは必ず閉じておきましょう。

複数のスライド

ブラウザの履歴やキャッシュが溜まっている

ChromeやSafariといったウェブブラウザには、これまで閲覧したサイトの履歴や画像などを一時的に保存する「キャッシュ機能」が備わっています。

これは画像を読み込む負担を省き、サイト表示をスムーズにする側面がありますが、履歴やキャッシュもデータの一種であり、溜まっていくとスマホのメモリを圧迫し、動作を遅くする原因となってしまいます。

なお、キャッシュはストレージ上で「その他」と表示されます。ここが溜まっている場合は「閲覧履歴の削除」または「端末の初期化」により、元通りの容量に戻すことができます。

本体やバッテリーの劣化・故障

ストレージやインターネットの接続に問題がないにも関わらず動作が遅いという場合は、本体やバッテリーの経年劣化、物理的な故障が考えられます。

また、古いタイプの機種だと、その性能が最新のアプリに追いついておらず、スペック不足によって動作が遅くなることもあります。 この場合、スマホの修理や買い替えなどの対応が必要です。

バッテリーの劣化「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」をタップすると、バッテリーの劣化状態を確認できます。たとえば95%と表示されている場合、100%フル充電しても、実質的には95%しか充電することができません。もし、最大容量が80%を切る場合は、一般的にバッテリーは劣化しているとみなされています。

通信に問題が生じている

端末本体ではなく、通信速度の制限、ないしWi-Fiルーターに問題があると、動作が遅くなることがあります。また、携帯電話会社やプランによっては、通常の使用でも通信が重くなってしまう場合があります。

ウイルスに感染している

スマホがマルウェア(遠隔操作を行うアプリケーション)に感染すると、第三者によって端末が遠隔操作されてしまい、個人情報や通信データが外部へ送信され、端末の動作が重くなることがあります。

情報発信はひそかに行われるため、一見気づくのが難しくのですが、次のような症状が見受けられる場合は、とくに注意が必要です。

  • ネットやアプリを起動していないのに、データ通信が行われている
  • 操作していないにも関わらず、充電の減りが異常に早い
  • 身に覚えのないアプリやファイルが増えている

スマホの動作が遅い場合の対処法

ここでは、スマホの動作が遅い場合の対処法を解説します。

データを整理する

端末の容量不足を解決するには、不要なアプリを閉じたり、画像・動画、音楽ファイルを削除する必要があります。

特に最近ではスマホに搭載されているカメラの性能も格段に上がり、画素数が高くなったことで、写真1枚あたりのデータ容量も大きくなりました。定期的に撮影した画像や動画、音楽ファイルは、クラウドや外部記憶装置に移し、スマホ内のデータは削除するなどして整理を行うと良いでしょう。そうすることで、スマホのデータ容量を常に確保することができます。

起動しているアプリを終了する

動作をスムーズにするために、起動中のアプリの数を最小限に抑えるようにしましょう。また、ほとんど使用しないアプリはアンインストールすることもストレージの確保につながり、動作をスムーズにする有効な対策の一つです。

iPhoneの場合はホームボタンを2度押し、Androidの場合はマルチタスクボタンを押して起動中アプリを表示させ、使用しないアプリを終了できます。なお、使用していないアプリを閉じることで、バッテリーの節約にもつながります。

ブラウザやキャッシュを消去する

iPhone・Androidを問わず、定期的に「ストレージ」画面にある「その他」の容量を確認してみましょう。ここが全体の容量を圧迫している場合は、キャッシュデータが蓄積され続けている証拠となります。履歴やキャッシュを消去して、動作の遅れを解消しましょう。

履歴やキャッシュを消去する際は、設定の中にある「ブラウザ(SafariやChromeなど)」の項をタップし、中にある「閲覧履歴を削除する」をタップすることで、溜まった履歴やキャッシュをきれいにすることができます。

閲覧履歴データ削除

セキュリティソフトを導入する

キャッシュやデータを削除しても動作が重いという場合、スマホがウイルス感染している可能性があります。

このような場合、セキュリティアプリをインストールして、ウイルス検知・駆除を行うのが効果的です。しかし、対応していない新種のウイルスや、ウイルスを使った攻撃手法ではなく、画像を表示させる場合は、検知できません。また、検知できても、大半のソフトでは、駆除までは出来ないため注意しましょう。

iPhoneの場合

iOSのセキュリティ機能は非常に強く、そもそもセキュリティアプリは不要です。セキュリティアプリと混合しやすいVPNアプリもありますが、駆除や検知とは無関係のアプリなので、インストールは控えましょう。

Androidの場合

Androidは、iPhoneと比較してセキュリティ機能が強くありません。また、ストア審査を通過していない非公式アプリや粗悪品も存在し、セキュリティを騙ったアプリをインストールしてしまうと、高額請求が届いたり、個人情報を抜き取られたりする可能性もあります。

専門業者に相談する

スマホでウイルス感染が疑われる場合、個人での判断や処置に不安のある方も少なくないはずです。被害全容の把握のためにも、マルウェア感染や不正通信などの調査に対応している専門業者まで相談することをお勧めします。

マルウェア感染調査に対応している業者では、次のような調査を行うことができます。

  • どのようなマルウェアに感染したのか
  • 感染経路や被害規模
  • マルウェア感染による情報漏えいの有無

特に、社用スマホでウイルス感染が疑われる場合、個人情報保護法から、行政機関に調査報告書を提出する義務が生じますが、自社調査だけでは不適切とみなされることが多くあります。

スマホ上のハッキング被害を詳細に調査するには「フォレンジック」という調査手法が有効です。これは、パソコンやスマホの調査・解析を行い、端末内に残されたログからマルウエア感染、ないしハッキング被害の有無などを調査する手法のことです。

たとえば、ウイルス感染が発覚し、かつ情報漏えいや情報流出が疑われる場合、フォレンジック調査を行うことによって、社内や個人で調べるよりも正確に被害実態を明らかにすることができます。

フォレンジック調査については、下記の記事で詳しく紹介しています。

フォレンジック調査
フォレンジック調査とは | その役割とメリット、活用事例、手順など徹底解説デジタルフォレンジックとは?メリット・活用例・実手順などを紹介。デジタルデータフォレンジック(DDF)では、デジタル機器から法的証拠を見つけ、裁判証拠として活用できます。当サービスはデータ復旧11年連続国内売上No.1、復旧ご相談件数約29万件、データ復旧率95.2%の実力を活かしたフォレンジックサービス。 ...

専門業者で調査するメリット

①専門エンジニアの詳細な調査結果が得られる

フォレンジック調査の専門会社では、高度な技術を持つ専門エンジニアが、正しい手続きでマルウェア感染の有無を調査できます。

また、自社調査だけでは不適切とみなされてしまうケースがありますが、フォレンジックの専門業者と提携することで、調査結果を具体的にまとめた報告書が作成できます。なお、これは公的機関や法廷に提出する資料として活用が可能です。

②セキュリティの脆弱性を発見し対策できる

フォレンジック調査では、ウイルス感染の経路や被害の程度を明らかにし、現在のセキュリティの脆弱性を発見することで、今後のリスクマネジメントに活かすことができます。

なお、弊社では解析調査や報告書作成に加え、お客様のセキュリティ強化に最適なサポートもご案内しています。

フォレンジック調査会社への相談方法

フォレンジック調査会社へ相談・依頼する際は以下のような流れで行います。なお、当社では作業内容のご提案とお見積りのご提示まで無料でご案内しております。

フォレンジック調査の流れ

インシデントが発生した際、フォレンジック調査を行うか決定していない段階でも、今後のプロセス整理のために、まずは実績のある専門会社へ相談することを推奨しています。

特に、取引先や行政などへ報告が必要な場合、 専門的なノウハウを持たない中で自社調査を行っても、正確な実態把握ができなかったり、場合によっては証拠となるデータが故意にもしくは意図せず改ざん・削除される危険性があるため、信憑性を疑われかねません。場合によってはさらなる信用失墜につながる危険性すらあります。

DDF(デジタルデータフォレンジック)では、フォレンジックの技術を駆使して、法人/個人を問わず、お客様の問題解決をいたします。

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マルウェア感染・ハッキング被害の調査はDDFへ

デジタルデータフォレンジックでは、国内売上トップクラスのデータ復旧技術を活用し、パソコンやスマートフォンに残されたログの調査やマルウェアの感染経路調査を行っています。また、ご相談件数は警察機関や法律事務所、官公庁、上場企業から個人のお客様まで1万4,000件以上を数えます。

お困りの際はデジタルデータフォレンジックまでご相談ください。なお、証拠利用の場合、法定資料としても活用できる報告書の作成も承っております。

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