サイバー攻撃

宮崎日本大学学園、サポート詐欺による不正アクセスで個人情報流出の可能性を公表

2026年1月23日、宮崎日本大学学園は、職員の業務用パソコンがサポート詐欺により不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性がある事案を公表しました。

本記事では、公式発表および報道内容に基づき、事案の概要や発覚の経緯、学園としての対応について整理いたします。

出典:西日本新聞

宮崎日本大学学園が不正アクセスによる被害を発表

2026年1月23日、宮崎日本大学学園は、職員が業務で使用していたパソコンがサポート詐欺の被害に遭い、第三者による不正アクセスが発生したと発表しました。

この事案により、校内で管理している個人情報が外部に流出した可能性があるとされています。対象となる可能性がある情報は、氏名、出身学校名、成績などです。

公表時点では、情報の不正利用は確認されていません。

2026年1月に宮崎日本大学学園は不正アクセスを受ける

2026年1月13日午後、職員が業務中にパソコンを操作していた際、サポート詐欺サイトに誘導され、遠隔操作ソフトがインストールされました。

その結果、当該端末が第三者により遠隔操作可能な状態となり、保存されていた個人情報へアクセスされた可能性が生じました。2026年1月23日に学園は本件を公表し、関係機関と連携して調査を進めていることを明らかにしました。

出典:西日本新聞

不正アクセスが発覚した経緯

本件は、いわゆる「サポート詐欺」によるものになります。サポート詐欺とは、パソコン画面に偽の警告表示を出し、利用者にサポート窓口への連絡を促したうえで、遠隔操作ソフトをインストールさせる手口です。

職員が誘導に従い遠隔操作ソフトを導入したことで、第三者が端末へアクセス可能な状態となりました。学園は異常を確認後、当該端末のインターネット接続を遮断しました。

宮崎日本大学学園の対応

宮崎日本大学学園は、本事案を受けて以下の対応を実施しています。

  • 当該端末のインターネット接続の遮断
  • 警察および関係機関との連携による調査
  • 個人情報の流出範囲の確認
  • 職員への注意喚起および再発防止に向けた体制見直し

現時点では情報の不正利用は確認されていませんが、引き続き状況を注視し、必要な対応を行うとしています。

出典:宮崎日本大学学園

不正アクセスを受けた場合はフォレンジック調査が有効

不正アクセスが発生した際は、被害範囲や侵入経路を正確に把握しなければ、適切な対応や再発防止策を講じることはできません。そのため、専門的な解析技術を用いるフォレンジック調査の実施が有効です。

フォレンジック調査とは、サイバー攻撃、情報漏えい、データ改ざんなどのセキュリティ関連インシデントが発生した際に、その原因を特定し、被害の範囲や影響を明らかにするための詳細な調査手法です。

もともとフォレンジック調査は、犯罪や事件が起きた時、その現場から犯行の手掛かりとなる「鑑識」を指していました。特にデジタルデータからの証拠収集・分析は「デジタル鑑識」あるいは「デジタル・フォレンジック」とも呼ばれます。

被害発生時にフォレンジック調査が有効な理由は次の通りです。

  • 侵入経路の特定:攻撃者がどこから侵入したかを明確にする
  • 被害範囲の可視化:影響を受けたデータやシステムを把握する
  • 証拠となるデータ保全:法的対応や保険請求に備えて証拠データを安全に保存する
  • 再発防止策の策定:調査結果を基にセキュリティ体制を強化する

インシデントの内容によっては、個人情報保護委員会など特定の機関への報告義務が発生する場合があります。自社のみで調査を行うと、報告書が認められないケースもあるため、第三者機関による調査が一般的です。

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まとめ

2026年1月23日公表のとおり、宮崎日本大学学園では、2026年1月13日に発生したサポート詐欺を起点とする不正アクセスにより、最大約1万人分の個人情報が流出した可能性がある事案が確認されました。

現時点で不正利用は確認されていませんが、警察および関係機関と連携し、原因究明と再発防止策の強化が進められています。今後の調査結果に基づき、追加情報が公表される見込みです。

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