サイバー攻撃

不正アクセスかもしれない時に相談すべき相手とは?状況別に適切な窓口を解説

CVE-2024-21762 (2)

「これは不正アクセスかもしれない」「どこに相談すればいいか分からない」。そんな状況で判断に迷っている企業の担当者は少なくありません。

不正アクセスへの初動対応では、「どこに・いつ相談するか」が被害の大きさを左右します。対応を誤ると、ログが消えたり証拠が不足し、風評や法的リスクにもつながりかねません。

本記事では、不正アクセスが疑われたときにすぐに相談すべき窓口の判断基準や、初動対応の正解とNG対応相談前に準備すべき情報までを、専門的な視点から分かりやすく解説します。

>>【専門家が解説】不正アクセスとは?原因・被害・対応方法をわかりやすく解説

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

不正アクセスの可能性があるとき、最初にやるべき3つの行動

不正アクセスが「起きたかもしれない」と感じた瞬間から、対応の成否は分かれ始めます。まず重要なのは、安易に操作を進めたり、慌てて削除・再起動したりしないことです。

>>不正アクセスされたか確認する方法|ログや履歴からの見分け方を解説

状況が未確定であっても、初動対応では以下のような手順を意識しましょう。

証拠を守るため、現状を維持する(初期化や削除を避ける)

ウイルス除去や再起動、ログの削除といった操作は、証拠を消してしまう可能性があります。たとえ不正アクセスが確定していなくても、現状を保持したまま調査に入る準備が重要です。

実施手順
  1. 端末やサーバの電源は入れたまま、操作を控える
  2. 初期化・ウイルス除去・設定変更などは実施しない
  3. 不審な画面や挙動はスクリーンショットを撮っておく

後から原因を特定できるよう、不審なログを保全する

メール通知やエラーログ、アクセス履歴などは、後で原因特定を行う上で貴重な手がかりになります。操作履歴やログはできるだけそのまま保全しましょう。

実施手順
  1. ログの取得・バックアップ(自信がなければローテーションの停止のみ)
  2. スクリーンショットや通知メールの保存(原文形式が望ましい)
  3. 時間帯・対象・接続元などのメモを取っておく

対応の混乱を防ぐため、関係者に限定共有する

状況を過剰に広めると、社内外で混乱を招く可能性があります。まずは、技術・法務・経営層など必要な関係者だけで状況を共有し、連携の体制を整えましょう。

実施手順
  1. 社内のCSIRTまたは担当部署へ報告
  2. 意思決定ライン(マネージャー・CIO・法務)を確認
  3. 連絡窓口と連絡頻度を明確化(混乱を避けるため)

不正アクセスが疑われたら、まず相談すべき相手とは?

不正アクセスが疑われる状況では、「警察に通報すべきか、それとも専門会社に相談すべきか」で迷うこともあります。実際には、緊急性・被害の確度・技術的な支援の必要性などに応じて、複数の相談窓口を使い分けるのが基本です。

以下に、主な相談先とその役割を整理します。

状況 相談先 対応内容 緊急度
金銭被害・進行中の攻撃 警察(110番/#9110) 捜査・被害届
不審な挙動で判断が難しい IPA 初動アドバイス
証拠保全・社外説明が必要 専門会社 フォレンジック調査・報告書

緊急時は警察(110番/#9110)へ

金銭被害が発生している、外部へのデータ流出が明確である、攻撃が進行中であるといったケースでは、まずは警察への通報が優先されます。

特に「今まさに乗っ取られている」「被害が広がっている」といった場合は、迷わず110番へ通報してください。

判断基準と通報方法
  1. 身代金要求、脅迫メール、金銭被害が発生している
  2. 企業・組織として被害届を出す場合は、最寄りの警察署またはサイバー犯罪相談窓口
  3. 緊急性が不明な場合は「#9110」へ相談(全国共通、警察相談専用)

技術的な初動はIPA(セキュリティ安心相談窓口)

「不審な挙動があるが、不正アクセスかどうか確信が持てない」といった場合は、IPA(情報処理推進機構)が提供する公的窓口が有用です。電話またはメールで、技術的なチェックポイントや対応手順を案内してもらえます。

IPAへの相談例
  1. 端末に不審な通知が出ているが判断がつかない
  2. ウイルススキャンで検出されたが、処理してよいか不安
  3. 他者から「感染しているのでは?」と指摘を受けた

証拠保全が必要なら、専門会社に相談

不正アクセスが「起きた可能性が高い」と判断された時点で、証拠が残っているうちにフォレンジック調査を依頼するのが最も確実な対応です。

専門会社では、ログや端末のデータを安全に保全・解析し、「いつ・どこから・どのようなアクセスがあったのか」を客観的に明らかにします。調査結果は、社内の対応方針だけでなく、法的対応・保険申請・監督機関への報告にも活用できます。

専門会社に依頼すべきケース
  1. 重要なファイルやアカウントに不審なアクセス履歴がある
  2. 社外に説明が必要な状況(取引先・監督官庁)である
  3. 内部不正や人的関与が疑われる

フォレンジック調査によって侵入経路の特定や証拠データの確保を行えば、被害の拡大を防ぎ、再発防止にもつながります。不安な状態のまま使い続けるのは危険です。まずは専門会社の無料相談を活用し、現状を正しく把握することが重要です。

当社では官公庁や大手企業を含む多数の調査実績を活かし、24時間365日体制で無料相談・診断・お見積りに対応しています。専門アドバイザーへのご相談はお気軽にご連絡ください。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

フォレンジック調査が必要なケースとは?

不正アクセスの疑いがあっても「とりあえず様子を見よう」「セキュリティソフトで対処したから大丈夫」と判断してしまうと、証拠の消失や被害の拡大につながる恐れがあります。そのため、一定のリスクが見えた段階で、専門的な調査を検討することが重要です。

フォレンジック調査とは、端末やログに残された痕跡をもとに、「何が起きたのか」「どこから侵入されたのか」「どの情報にアクセスされたのか」を客観的に明らかにする調査手法です。詳細については以下の記事で紹介しています。

フォレンジック調査
フォレンジック調査とは何か?対象範囲・調査の流れ・費用感まで解説フォレンジック調査とはデジタル機器を調査・解析し、「法的証拠」に関わる情報を抽出し、インシデントの全容を解明する調査です。本記事はフォレンジック調査の必要性やメリット、調査対象機器・方法・費用・事例・期間等解説しています。フォレンジック調査を行いたい場合は、デジタルデータフォレンジックにご相談ください。累積39,451件以上のご相談実績をもとに、インシデント原因や被害状況などスピーディーに調査します。...

アカウント乗っ取りの可能性がある場合

管理者権限のアカウントが勝手に変更された、不審なログイン通知が複数届いているといったケースでは、すでに不正アクセスが成立している可能性があります。

この段階で初動対応を誤ると、アクセスログが上書きされたり、攻撃者がさらなる侵入や情報窃取を進めてしまう恐れがあります。

判断のポイント
  1. 二要素認証が無効化された、または不正に再設定された
  2. 同一端末から複数の不正ログインが短時間に行われている
  3. 普段使わない国・地域からの接続履歴がある

個人情報・機密情報への不審アクセスがあった場合

ファイルサーバや共有フォルダに保管していた個人情報・顧客リスト・設計図・社内資料などに対して、通常では想定しないアクセス履歴が確認された場合、それは調査対象のサインです。

特に複数人がアクセスできる環境や、退職予定者が関与している場合は、意図的な情報持ち出しや社内不正の可能性も考慮すべきです。

>>退職者によるUSBを用いた情報持ち出しとは?情報漏えいの対処法について解説

判断のポイント
  1. 退職直前・深夜帯・休日などの異常アクセスがある
  2. ファイルのコピーや圧縮、クラウド転送の痕跡がある
  3. 一括エクスポートや大量アクセスの履歴がある

対外的な説明責任が求められる場合

インシデントが発覚したあと、取引先・監督官庁・被害を受けた可能性のある顧客・社内関係者などへ説明を求められる場合があります。このような局面では、「事実を客観的に示せる報告書」の存在が非常に重要になります。

個人情報 流出
個人情報が流出するとどうなる?企業と個人への影響・罰則・対策を解説個人情報が流出するとどうなるのか専門家が解説します。企業の個人情報流出は、数万件単位の情報が一度に漏れ、クレジットカード番号や住所、ログイン情報などが悪用される恐れがあります。万が一の対処法と予防策を知り対策しましょう。 24時間365日受付/法人様は最短30分で初動対応打合せ/即日現地駆けつけも可能。デジタルデータフォレンジック(DDF)は、官公庁・上場企業・捜査機関・法律事務所等で実績多数! 累積39,451件以上のご相談実績をもとに、インシデント原因や被害状況などスピーディーに調査します。 ...

社内だけでログを確認するのではなく、第三者性と証拠性のある調査を行うことで、説明の正確性と信頼性を高めることができます。

判断のポイント
  1. 被害報告や報告義務(例:個人情報保護法)が発生する
  2. 社内規定・ISMSなどで報告書の提出が求められる
  3. 訴訟・保険申請・警察提出などの対外提出が想定される

不安なまま放置せず、調査の必要性を感じた時点でまずはご相談ください。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

詳しく調べる際はハッキング・乗っ取り調査の専門家に相談する

DDFハッキング、不正アクセス、乗っ取り、情報漏えいのような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。しかし、自力で調査を行うと、調査対象範囲が適切でなかったり、意図しない証拠データの消失が発生しやすく、不完全な結果になる恐れがあります。

このような事態を防ぎ、適切な調査によって原因究明を行うためにも、ハッキング調査の専門家に相談することが重要です。

ハッキング調査では、インシデント対応のプロが初動対応から、専門設備でのネットワークや端末の調査・解析、調査報告書の提出によって問題の解決を徹底サポートします。

デジタルデータフォレンジックでは、お電話またはメールでお問合せいただくと、状況のヒアリングと対応方法、お見積りを無料でご案内いたします。

法人様の場合、ご相談から最短30分で初動対応のWeb打合せも開催しております。官公庁・上場企業・捜査機関等まで幅広い調査対応経験を持つ専門の担当者が対応させていただきます。

まずは、お気軽にご相談ください。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

調査の料金・目安について

まずは無料の概算見積もりを。専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。
機器を来社お持込み、またはご発送頂ければ、無料で正確な見積りのご提出が可能です。
まずはお気軽にお電話下さい。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

よくある質問

調査費用を教えてください。

対応内容・期間などにより変動いたします。
詳細なお見積もりについてはお気軽にお問い合わせください。
専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。

土日祝も対応してもらえますか?

可能です。当社は特定の休業日はございません。緊急度の高い場合も迅速に対応できるように、365日年中無休で対応いたしますので、土日祝日でもご相談下さい。

匿名相談は可能でしょうか?

もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格(ISO24001)およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。

この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

電話で相談するメールで相談する

フォームでのお問い合わせ

下記のフォームに必要事項をご入力の上、
「送信する」ボタンを押してください。
お問合せ内容を確認次第、担当者
(専門アドバイザー)よりご連絡いたします。

ご相談内容を入力してください。

  • 必須
  • 必須
  • 必須

    ※対象機器がわからない・複数の端末がある場合は「その他・不明」を選択の上、ご相談の詳細に記載をお願いいたします。

  • 必須
  • 任意

お客様情報を入力してください。

  • 必須
  • 必須

    ※半角数字・ハイフンなし

  • 任意
  • 任意

    ※匿名でのご相談希望の方は空欄で送信してください。

  • 必須

    ※お問い合わせから24時間以内に、担当者(専門アドバイザー)よりご連絡いたします。