フォレンジック

フォレンジック証拠を弁護士へ提出する正しい流れと注意点とは?証拠能力を保つための手順を解説

会社 メール 監視

証拠があったとしても、裁判で「証拠能力」が認められなければ、事実関係を立証することはできません。フォレンジック証拠を弁護士へ提出し、法的な手続きで活用するには、改ざんされていないこと・取得から提出までの経緯が明確であることが必要です。

こうした要件を満たすためには、初動時の証拠保全と流通記録の徹底、弁護士による法的整備を経た上での提出が重要です。

本記事では、フォレンジック証拠を弁護士に提出するまでの正しい流れと、法廷で証拠能力を失わないための実務ポイントを解説します。

デジタルフォレンジック調査ならDDF
24時間365日相談無料・法人様即日Web打合せ

デコレーション

ご相談・見積りだけでもOK!
何を話せばいいかわからなくてもOK!
まずは担当者が詳しくご状況を伺います。

デジタルフォレンジック調査ならDDF

  • 24時間365相談無料
  • 法人様即日Web打合せ
デコレーション

ご相談・見積りだけでもOK!
何を話せばいいかわからなくてもOK!
まずは担当者が詳しくご状況を伺います。

フォレンジック証拠の提出に至る4つのステップ

法的に通用する証拠とするためには、以下のような一貫した手順を確実に踏む必要があります。

証拠保全と改ざん防止措置

証拠となるPC・サーバー・メールなどのデータは、専用機器で「イメージ取得」を行い、ハッシュ値(SHA-256など)を取得して「改ざんされていない原本」であることを証明します。

実施手順
  1. 対象機器の使用停止と現状保持
  2. イメージコピー(書き込み防止装置使用)
  3. ハッシュ値(MD5/SHA-256)の取得と記録

チェーン・オブ・カストディ

流通履歴管理とも呼ばれるチェーン・オブ・カストディは、「いつ、誰が、どこで、どのように」証拠を扱ったかを記録した管理台帳(チェーン・オブ・カストディ)を作成し、信頼性を保証します。

実施手順
  1. 証拠取得日時・担当者・機材番号の記録
  2. 保管期間・封緘・解析・再封緘の履歴管理
  3. 電子媒体(DVD・HDD等)に管理票を同封

調査・解析と報告書作成

フォレンジック調査により取得された証拠をもとに、アクセス履歴・操作内容・削除痕跡などを解析し、事実経過と技術的根拠を明記した報告書を作成します。

実施手順
  1. 解析対象(端末・アカウント)の整理
  2. 証拠ごとのファイル名、ハッシュ、時刻を記録
  3. 弁護士レビュー用に証拠サマリー付きで報告書化

弁護士の確認と裁判所への提出

完成した報告書と証拠データは、弁護士が確認・補強した上で、証拠説明書・訴訟書類として提出されます。近年はmintsなどの電子提出にも対応しています。

実施手順
  1. 報告書+証拠一式を弁護士に提出
  2. 弁護士が法的主張に必要な証拠説明書を作成
  3. mints等の電子提出システムまたは書面で提出

証拠能力を保つには「改ざん防止」と「一貫性」が最重要

デジタル証拠は扱いが少しでも誤ると、証拠能力が失われる可能性があります。特に「改ざんがないこと」と「誰がいつどこで何をしたか」の証明が極めて重要です。

フォレンジック専門会社と弁護士が連携し、技術的にも法的にも認められるプロセスで証拠を整備することで、裁判所提出の準備が整います。

デジタルフォレンジック調査ならDDF
24時間365日相談無料・法人様即日Web打合せ

デコレーション

ご相談・見積りだけでもOK!
何を話せばいいかわからなくてもOK!
まずは担当者が詳しくご状況を伺います。

デジタルフォレンジック調査ならDDF

  • 24時間365相談無料
  • 法人様即日Web打合せ
デコレーション

ご相談・見積りだけでもOK!
何を話せばいいかわからなくてもOK!
まずは担当者が詳しくご状況を伺います。

詳しく調べる際はフォレンジック証拠の提出に対応する専門会社へ

適切な調査によって原因究明を行うためにも、フォレンジック調査の専門家に相談することが重要です。特に、法的手続きが絡むケースや被害が広範囲に及ぶ場合は、専門家の力を借りることで被害の最小化と信頼性の高い証拠の収集が可能です。

>情報漏えい時の個人情報保護委員会への報告義務とは?

当社では、インシデント対応のプロが初動対応から、専門設備でのネットワークや端末の調査・解析、調査報告書の提出、ならびに報告会によって問題の解決を徹底サポートします。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する

デジタルデータフォレンジックの強み

デジタルデータフォレンジックは、迅速な対応と確実な証拠収集で、お客様の安全と安心を支える専門業者です。デジタルデータフォレンジックの強みをご紹介します。

累計相談件数39,451件以上のご相談実績

官公庁・上場企業・大手保険会社・法律事務所・監査法人等から個人様まで幅広い支持をいただいており、累積39,451件以上(※1)のご相談実績があります。また、警察・捜査機関から累計395件以上(※2)のご相談実績があり、多数の感謝状をいただいています。
(※1)集計期間:2016年9月1日~
(※2)集計機関:2017年8月1日~

国内最大規模の最新設備・技術

自社内に40名以上の専門エンジニアが在籍し、14年連続国内売上No.1のデータ復旧技術(※3)とフォレンジック技術でお客様の問題解決をサポートできます。多種多様な調査依頼にお応えするため、世界各国から最新鋭の調査・解析ツールや復旧設備を導入しています。
(※3)第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2017年)

24時間365日スピード対応

緊急性の高いインシデントにもいち早く対応できるよう24時間365日受付しております。

ご相談から最短30分で初動対応のWeb打合せを開催・即日現地駆けつけの対応も可能です。(法人様限定)自社内に調査ラボを持つからこそ提供できる迅速な対応を多数のお客様にご評価いただいています。

デジタルデータフォレンジックでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。今すぐ専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。

調査の料金・目安について

まずは無料の概算見積もりを。専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。
機器を来社お持込み、またはご発送頂ければ、無料で正確な見積りのご提出が可能です。
まずはお気軽にお電話下さい。

【法人様限定】初動対応無料(Web打ち合わせ・電話ヒアリング・現地保全)

❶無料で迅速初動対応

お電話でのご相談、Web打ち合わせ、現地への駆け付け対応を無料で行います(保全は最短2時間で対応可能です。)。

❷いつでも相談できる

365日相談・調査対応しており、危機対応の経験豊富なコンサルタントが常駐しています。

❸お電話一本で駆け付け可能

緊急の現地調査が必要な場合も、調査専門の技術員が迅速に駆け付けます。(駆け付け場所によっては出張費をいただく場合があります)

よくある質問

調査費用を教えてください。

対応内容・期間などにより変動いたします。
詳細なお見積もりについてはお気軽にお問い合わせください。
専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。

土日祝も対応してもらえますか?

可能です。当社は特定の休業日はございません。緊急度の高い場合も迅速に対応できるように、365日年中無休で対応いたしますので、土日祝日でもご相談下さい。

匿名相談は可能でしょうか?

もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格(ISO24001)およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。

この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数39,451件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

\最短3分でお問合せ完了!法人様は即日Web打合せOK/

電話で相談するメールで相談する
電話で相談するメールで相談する
フォームでのお問い合わせはこちら
  • 入力
  • 矢印
  • 送信完了
必 須
任 意
任 意
任 意
必 須
必 須
必 須
必 須
必 須
必 須
簡易アンケートにご協力お願いいたします。(当てはまるものを選択してください) 
 ハッキングや情報漏洩を防止するセキュリティ対策に興味がある
 社内不正の防止・PCの監視システムに興味がある