サイバー攻撃

スマホカメラが乗っ取られた?乗っ取りの手口や対処方法を解説

スマホカメラが乗っ取られた?乗っ取りの手口や対処法

ほとんどの人が毎日持ち歩くスマートフォン。その中でもカメラ機能は最も多く利用されているかもしれません。しかし、スマートフォンのカメラが何者かによって乗っ取られていた場合、自分の行動を何者かによって24時間監視されていることになります。

この記事では、スマホのカメラの乗っ取られた際の被害や、乗っ取りの確認方法を紹介します。

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ウェブカメラがハッキングされた際の症状や対処法は、下記でも詳しく解説しています。

スマホのハッキング
スマホでハッキング・乗っ取りの警告が表示されたら?確かめる方法や対策を解説スマホのハッキング知らないアプリがないかを確かめる方法は以下のようなものがあります。①スマホの使用履歴やアクティビティを確かめる②データ使用量の異常な増加を確かめる③スマホのバッテリーの消耗を確かめる④オンラインアカウントの不正アクセスを確かめる⑤セキュリティソフトの機能を利用して確かめる...

スマホカメラが乗っ取られた際に起こる被害

実際にスマホカメラが乗っ取られると、次のような被害に発展するリスクがあります。

  • 個人情報や位置情報の特定
  • 遠隔操作による盗撮や盗聴
  • アカウントの乗っ取りや不正利用

個人情報・位置情報の特定

スマホが乗っ取られていた場合、カメラのみならず撮影したデータにアクセスされてしまうことも十分に考えられます。また、そのデータに基づいて住所や職場などの位置情報といった、細かい個人情報が特定されてしまうことがあるので、注意が必要です。

遠隔操作による盗撮や盗聴

スマホが乗っ取られると、内蔵カメラやマイクが遠隔操作され、勝手に写真や動画、音声などを撮られてしまうことがあります。

またカメラアプリだけでなく、SNSや画像加工アプリなどカメラへのアクセス権限を与えているアプリが遠隔操作されると、カメラを起動していなくても勝手に撮影が行われている可能性があります

アカウントの乗っ取りや不正利用

カメラへのアクセス権を許可しているアプリが乗っ取られると、メールアドレスやパスワードなど個人情報を抜きとられたり、登録情報を勝手に変更されてしまう恐れがあります。

スマートフォンでSNSやネットショッピング、ネットバンキングなどを利用している方も多いはずです。パスワードなどのログイン情報が知られてしまうと、アカウントが乗っ取られてサービスの不正利用リスクも高まります。

Androidのハッキング(乗っ取り)手口や対処法は下記の記事で詳しく解説しています。

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スマホカメラの乗っ取りに繋がる原因

スマホカメラの乗っ取られる原因には次のものがあります。乗っ取りを避けるためも、以下の行動は控えましょう。

なりすましWi-Fiへの接続

最近では、お店や街中の至るところでFree Wi-Fiを簡単に利用できるようになっています。こうしたFree Wi-Fiの中には、パスワードの窃取やハッキングを目的とした悪質なものが混在しており、通信内容を読み取られたり不正なサイトへの誘導をされるといった不正アクセスが行われる可能性があります。また、このような偽Wi-Fiは、周辺の店舗・施設や交通機関の名前を装って表示されることが多いため、注意が必要です。

もし外出先でFree Wi-Fiを利用する際は、接続するWi-Fiの提供元が正しいかを必ず確認しましょう。偽Wi-Fiは、たいていの場合、カギマークが付いておらず、暗号化されていないことが多いです。たとえ実在の交通機関や店舗のWifiであっても、暗号化されていない場合は、なりすましWi-Fiの可能性もあるので、接続を控えるようにしましょう。

不正アプリやウイルス

悪意を持って作成されたアプリには、たいていウイルスが仕込まれており、中にはスマホを乗っ取るアプリも存在します。

もっとも、App StoreやGoogle Playなどの公式ストアで提供されているアプリは審査を通過しているため、危険性は低いと言えますが、非公式のアプリをダウンロードする場合は注意が必要です。特に身に覚えのないSMSなどのリンクからアプリをインストールするように誘導される場合は、疑心暗鬼になりましょう。アプリのインストール時は提供元を確認し、公式ストア以外からのインストールは控えましょう

怪しいリンクやWebサイトへのアクセス

不審なメールやSMSに記載されているURLにアクセスすると、ウイルスに感染してスマホが乗っ取られてしまう恐れがあります。

近年では実在する企業や自治体になりすまし、不正サイトへ誘導して、ユーザーのクレジットカード情報などを盗みとろうとする手口も増加しています。第三者に誘導されてサイトにアクセスする際は、必ず発信元を確認し、一瞬の判断で信用しないように注意しましょう。

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スマホカメラの乗っ取りを確認する方法

スマホカメラの乗っ取りは気づきにくいものです。乗っ取りを確認するために、以下の4つの項目を確認してみてください。

スマホカメラの乗っ取りを確認する方法
  • セキュリティソフトでチェックする
  • SNSなどの使用履歴を確認する
  • 身に覚えのないアプリがないか確認する
  • カメラのランプが点灯していないか確認する
  • 勝手に変更された設定はないか確認する

セキュリティソフトでチェックする

スマートフォンの乗っ取りはウイルス感染で引き起こされるケースが大半です。そのため、セキュリティソフトでウイルス感染の有無をチェックすることは乗っ取り被害の有無を調べるのに有効です。

ただし、iphoneにはセキュリティソフトが存在しないため、ウイルスチェックを行う場合は専門業者に依頼するのが賢明です。専門業者の場合、ウイルスチェック以外にも端末内に残されたログから、ハッキングなどの不正行為や、流出情報を調査することが可能です。

SNSなどの使用履歴を確認する

スマートフォンが乗っ取られてSNSなどが不正利用された場合、ログイン履歴や利用メールなどに何らかの痕跡残るはずです。もし、SNSに身に覚えのない投稿をしていた、知らないうちにLINEのメッセージを知人に送っているといった身に覚えのない履歴が残っていた場合は乗っ取りが行われている可能性が高いです。

また「IDやパスワードは間違っていないのにログインできない」という場合、不正ログインによってパスワードなどが変更されているかもしれません。

 

身に覚えのないアプリがないか確認する

インストールした覚えのないアプリが入っていた場合、何者かによってスマートフォンが遠隔操作されている可能性があります。遠隔操作アプリなど、カメラやマイクのアクセス権限を持つアプリが増えていないか、設定画面で確認してください。

バッテリーの異常な減りやデータ使用量の急増も警戒すべき兆候です。不審なアプリがインストールされていないか、アプリリストを定期的にチェックし、見覚えのないアプリがあれば削除しましょう。

スマホカメラのランプが点灯していないか確認する

スマホが乗っ取られて盗撮されていないか確認するためには、いくつかのポイントを注意深くチェックする必要があります。まず、カメラが使用中でないのにランプが緑色に点灯している場合は、カメラが不正に作動している可能性があります。

最近のスマホでは、カメラやマイクがアクティブになると、画面に緑やオレンジのインジケーターが表示されることが一般的です。特にiPhoneでは、アプリがカメラを使用しているときに画面の右上に緑色のランプが点灯します。このランプが意図せず点灯している場合は、疑わしいアプリやプロセスがバックグラウンドで動作している可能性が考えられます。

スマホカメラの乗っ取りが疑われる場合の対処法

スマホカメラの乗っ取りが疑われる場合の対処法を紹介します。できることから一つずつ試してみてください。

カメラのレンズ部分を覆う

一時的な処置にはなりますが、これ以上の被害を避けるためにカメラを覆うことをおすすめします。カメラを覆う方法としては、市販のカメラカバーを取り付ける、ポストイットでレンズを覆うなど様々な方法があります。

不審なアプリはアンインストールする

身に覚えのない不審なアプリを発見したら、すぐにアンインストールをしましょう。

アプリが乗っ取りの原因かどうかを判断することは難しいですが、公式ストア以外でインストールしたアプリは注意が必要です。インストール後、スマホが重くなったり、通信料が増えるなどの何らかの不具合が生じた場合、不正アプリの可能性が高いです。不審な挙動を覚えたら、すぐに不審なアプリをアンインストールしましょう。

パスワードを変更する

不正利用を防ぐため、SNSやECサイトなどのパスワードを変更しましょう。特にスマートフォン上にパスワードを保存していたり、同じパスワードを使いまわしている場合は注意が必要です。念のために不正利用されていないか利用履歴を確認する必要があります。

また、アカウントが乗っ取られ、既にパスワードが不正アクセスしたものによって勝手に変更されている場合は、サービス運営側に相談し、アカウントを停止しましょう。

アプリのアクセス権をオフにする

アプリをダウンロードする際、カメラへのアクセスを求められることがあります。必要でない場合は、アプリのアクセス権をオフにするようにしましょう。カメラとアプリを連携させていると、カメラを勝手に起動されてしまい盗撮・盗聴される可能性があるためです。

Androidのアプリのアクセス権をオフにする
  1.  Androidデバイスの「設定」アプリをタップ
  2. 「アプリと通知」の「アプリ情報」をタップ
  3. 権限を確認するアプリを選択し、「権限」をタップ
  4. カメラのアクセス権限を持っているアプリを確認し、不必要なアプリの権限をオフにする

 

iPhone
iPhoneのアプリのアクセス権をオフにする
  1. iPhoneの「設定」アプリをタップ
  2. 「プライバシー」をタップし、「カメラ」を選ぶ
  3. アクセス権限を持っているアプリを確認し、不要なアプリの権限をオフにする

スマートフォンの初期化をする

乗っ取られた原因が分からない場合、また端末がロックされ操作ができなくなってしまった場合は、スマートフォンの初期化を行いましょう。強制的に初期化することで、工場出荷状態に戻るため、不正なアプリを含むすべての設定やデータが消滅し、乗っ取りによる遠隔操作の恐れはなくなります。

ただし、初期化することでスマートフォンに入っているデータは消えてしまいます。こうしたリスクに備え、日常的にバックアップをとる習慣をつけましょう。

専門業者への調査を依頼する

社用のスマートフォンなどでハッキング被害が発覚した場合、情報流出の有無を調査して被害実態を明らかにしたり、行政や法的機関に提出できる報告書を作成する必要があります。

しかし、スマホのハッキング手口は日々巧妙化しており、個人で調査・確認できる範囲も限られており、企業内のシステム担当者がむやみに操作すると攻撃の痕跡が上書きされてしまうこともあります。

一方でハッキング調査の専門業者では、「フォレンジック」という技術を活用して正確かつ適切にスマホを調査することが可能です。

「フォレンジック」とは、特殊技術を用いてパソコンやスマートフォンの調査・解析を行う技術です。たとえば、端末内に残されたログから、ハッキングなどの不正行為や、流出情報を調査することが可能となっています。

なお、スマホカメラがハッキングされていないか、フォレンジック調査を行うメリットは、主に次の2つがあります。

①専門エンジニアの詳細な調査結果が得られる

フォレンジック調査の専門会社では、高度な技術を持つ専門エンジニアが、正しい手続きでスマホのハッキング被害を確認できるため、社内や個人で調べるよりも正確にハッキング被害の実態を確認することができます。

また、自社調査だけでは不適切とみなされてしまうケースがありますが、フォレンジックの専門業者と提携することで、調査結果を具体的にまとめた報告書が作成でき、これは公的機関や法廷に提出する資料として活用が可能です。

②セキュリティの脆弱性を発見し対策できる

フォレンジック調査では、ハッキング経路や被害の程度を明らかにし、現在のセキュリティの脆弱性を発見することで、今後のリスクマネジメントに活かすことができます。

詳しく調べる際はハッキング・乗っ取り調査の専門家に相談する

DDFハッキング、不正アクセス、乗っ取り、情報漏えいのような問題が発生した場合、どのような経路で、どのような情報が漏えいしたのか、被害の全容を正確に把握する必要があります。しかし、自力で調査を行うと、調査対象範囲が適切でなかったり、意図しない証拠データの消失が発生しやすく、不完全な結果になる恐れがあります。

このような事態を防ぎ、適切な調査によって原因究明を行うためにも、ハッキング調査の専門家に相談することが重要です。

ハッキング調査では、インシデント対応のプロが初動対応から、専門設備でのネットワークや端末の調査・解析、調査報告書の提出によって問題の解決を徹底サポートします。

デジタルデータフォレンジックでは、お電話またはメールでお問合せいただくと、状況のヒアリングと対応方法、お見積りを無料でご案内いたします。

法人様の場合、ご相談から最短30分で初動対応のWeb打合せも開催しております。官公庁・上場企業・捜査機関等まで幅広い調査対応経験を持つ専門の担当者が対応させていただきます。

まずは、お気軽にご相談ください。

フォレンジック調査会社への相談方法

スマホカメラが乗っ取られている疑いがある場合、早めの相談で、被害が拡大する前に対処を図ることが可能です。まずは気軽にご相談ください。無料で相談・診断を承っております。

フォレンジック調査会社へ相談・依頼する際は以下のような流れで行います。なお、当社では作業内容のご提案とお見積りのご提示まで無料でご案内しております。

フォレンジック調査の流れ

社内でインシデントが発生した際、フォレンジック調査を行うかまだ決定していない段階であっても、一度専門会社へ相談するのをおすすめします。なぜなら専門的なノウハウを持たない中で自社調査を行っても、正確な実態把握ができなかったり、証拠となるデータが故意に改ざん・削除されている可能性も想定されるからです。

フォレンジック調査会社へ相談・依頼する際は以下のような流れで行います。なお、当社では作業内容のご提案とお見積りのご提示まで無料でご案内しております。

対応機種

対応機種

多くのお客様にご利用いただいております

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調査の料金・目安について

まずは無料の概算見積もりを。専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算の見積りと納期をお伝えいたします。
機器を来社お持込み、またはご発送頂ければ、無料で正確な見積りのご提出が可能です。
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よくある質問

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もちろん可能です。お客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、当社では機密保持誓約書ををお渡しし、機器やデータの取り扱いについても徹底管理を行っております。また当社では、プライバシーの保護を最優先に考えており、情報セキュリティの国際規格(ISO24001)およびPマークも取得しています。法人様、個人様に関わらず、匿名での相談も受け付けておりますので、安心してご相談ください。

 

 

この記事を書いた人

デジタルデータフォレンジックエンジニア

デジタルデータフォレンジック
エンジニア

累計ご相談件数32,377件以上のフォレンジックサービス「デジタルデータフォレンジック」にて、サイバー攻撃や社内不正行為などインシデント調査・解析作業を行う専門チーム。その技術力は各方面でも高く評価されており、在京キー局による取材実績や、警察表彰実績も多数。

 

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