ご注意

このような行為は絶対にしないでください

パソコンやスマホを使い続けるのは、避けてください。

内部告発などで不祥事の可能性が発覚した場合、まず大切なことは「真偽」を確認すること、つまり「事実」を明らかにすることです。そのためには「事実」を裏付ける「証拠」を速やかに入手する必要があります。「関係者に事情を聴取するのが最も確実」と考えがちですが、確たる「証拠」もなく不用意に対処して、「証拠」を隠滅されたケースもあります。
証拠データが消された直後であれば復元できる可能性は高いですが、消された後にパソコンやスマホを使い続けると、新たなデータが上書きされ、証拠データが書き換わってしまい、証拠が復元できなくなってしまいます。
フォレンジック調査依頼の決定が遅れたばかりに、「本来取り出せるはずだった証拠データが取れなくなってしまった」というリスクを避け、内密に「証拠」を入手するには、早急にフォレンジック調査を行うことをおすすめします。

いきなり本体の電源を切るのは、止めてください。

情報漏えいに気づいたら漏洩が疑われるデバイスをインターネットから切り離す事が大切です。
パソコンの場合、どんな方法でインターネットに接続されているかによって、対処方法は違ってきます。有線ならLANケーブルを抜きましょう。Wi-fiなど無線の場合、ワイヤレススイッチを切るなどの対応をする事になります。ただし、いきなり本体の電源を切ってはいけません。
ウィルスによる情報漏えいの場合、再起動時に感染する事があるからです。またすぐにデバイス内部を保全できるならRAMに残ったデータを残しておける可能性もあります。漏洩が内部犯によるものである場合そのままデバイスが使用され続けると、データを不正に操作した証拠が上書きされて消えてしまうおそれがあります。そのためだれにも使われないように保全する事が重要です。必要なら電源を切りましょう。ウィルスによる漏洩なら、すでに社内LANなどを経由して他のデバイスに感染している可能性も捨てきれません。このため、すみやかに上司などに報告し全社的な対応をとるようにしましょう。また監督官庁や警察にきちんと届けを出す事も忘れてはいけません。漏洩を隠ぺいして後で発覚した場合、即時に通報した場合とは比べ物にならない程のダメージを負う事になります。

自分で個別に対処することは、しないでください。

フォレンジック(Forensics)調査とは犯罪捜査や法的係争で使われる調査方法です。コンピューターやスマートフォンなどのデジタル機器に残された記録を分析して、法的な証拠性があるかどうかを調べます。正確には「コンピューターフォレンジック」や「デジタルフォレンジック」などと言い、情報を盗むために犯人が行ったデータの複製や削除などの痕跡を、明らかにする事ができるのです。フォレンジック調査を行うなら、自分で個別の対処をしない事が大切です。