スマホから侵入してくる
厄介者を、一刀両断!
かつては、しつこく尾行されたり、電話で嫌がらせされたりなどが多かったストーカー被害。ところが現在では「ネットストーカー」が横行。こうしたストーキング行為は、もはやドラマの世界の話ではなく、誰もがいつでも被害者になり得る身近な問題になっています。しかも、ITの知識やスキルがなくとも実行できるため、いっそう厄介です。しかし、その陰湿なストーカー行為も、スマホやパソコンを調査すれば、痕跡や事実を見つけ出すことができる可能性があります。万一、相手とのやりとりが不快なため、自分自身で着信履歴やデータを消してしまった後でも「デジタルフォレンジック」という手法で調査・解析することができます。さらに、事件となり、裁判などに発展する事態になっても、証拠を確保することが可能になっているのです。
ある日面識のない男性から
「僕とつきあってください」と
最近、インターネット上で特定の人につきまとう「ネットストーカー」のトラブルが増えています。「改正ストーカー法」が施行されて「SNSでのつきまとい」が新たに規制対象に追加され、逮捕者が相次いではいます。しかし、いきなり「僕とつきあってください」というメッセージが届けられ、「迷惑だからもう止めて」と返信した翌日から、脅迫的な言葉が並べられたメッセージが次々と送られてくる、といった例は後を絶ちません。
画像検索で個人を特定し、 執拗に粘着!
ネットストーカーの多くは、ターゲットの個人情報を知るために、SNSに投稿された画像を用いて画像検索をするそうです。別アカウントのSNSにアップされている画像が見つかれば、本名までわかってしまう可能性もあります。こうして個人情報を得たストーカーが次に行うのが粘着行為。要求が断られると、執拗なネットストーキングを開始、SNS上で脅し文句を送りつけたり、ネット回線に負荷をかける「DoS攻撃」を仕掛け、ネットの使用を妨害したり、要求が通るまで嫌がらせを続け、なかには現実世界のストーカー行為に発展するケースもあると言われています。
消してしまったデータでも、
復旧できる可能性が!
ストーカーの被害者は、送られてきたメールや着信履歴、SNSなどのデータを、恐怖心や嫌悪感から消してしまうケースが多いようです。問題解決には、速やかに警察または弁護士に相談することが最善策となりますが、被害の「証拠」がないと取り合ってもらえません。また、こうした直接的な被害だけでなく「スマホやパソコンに侵入されているかもしれない」「インターネット上の活動を監視されている気がする」など、少しでも不安を感じた場合にも、早めに「事実」を確認することが大切です。いずれも法的措置が必要な場合、正確な証拠がモノを言います。だからこそ、データ分析が可能な「フォレンジック調査」が必要です。パソコンやスマホなどから「事実」を見つけ出すことができるからです。
このような行為は
絶対にしないでください
北海道から沖縄まで、全国各地の警察・捜査機関の方よりご相談いただいております。