北海道から沖縄まで、全国各地の警察・捜査機関の方よりご相談いただいております。
機器自体の初期化を行うと検体が除去されるだけでなく、感染端末のログも消失します。Emotet感染時は、感染経路をはじめとする感染状況の全容を特定する必要があります。
電源を切ると端末に残されたEmotet感染に関する痕跡がすべて消える恐れがあります。端末の電源は切らずにインターネットへの接続を切ってください。
機器を継続して使用することでハッキング・不正アクセスのログを気づかないうちに削除・上書きして証拠を失う可能性があります。
Wi-Fi接続を切り機内モードの設定を行ってネットワークから遮断・隔離してください。接続したまま通信を行うことにより被害が拡大する可能性があります。
身に覚えのないアプリケーションやプログラムが確認された場合それがハッキング・不正アクセスの原因となっている可能性があります。
Emotetの感染調査は「フォレンジック」という技術を活用し対応を行います。
「フォレンジック(forensics)」は、法廷での立証をはじめ、従業員の不正や犯罪の調査、ハッキングやマルウェアなどのセキュリティを脅かす脅威の特定に活用される技術です。デジタルデータフォレンジックでは、フォレンジックの技術を駆使してEmotetの感染経路特定や封じ込め対応を迅速に行います。