ハラスメント問題で重要になるのが「ハラスメントの事実」になりますが、その証拠となるものを立証するのは非常に困難で、証拠が無く泣き寝入りするしかない場合もあります。しかし現代のIT社会では、パソコンやスマホなどの、様々なデジタル機器に多種多様なデータが残されており、そのデータ調査することで証拠を確保することが出来ます。また、機器が壊れていたり、データを消してしまった後でも「デジタルフォレンジック」という手法で調査・解析でき、証拠を確保することも可能になっているのです。
2019年に実施されたインターネットリサーチ※によると、職場でのハラスメントを受けたことがある人の割合が全体の38%もあることがわかりました。また、そのうちの54%が仕事のやる気喪失、22%が心身不調、19%が転職・退職となっており、深刻な問題となっているのにも関わらず、「相談しても無駄だと思ったから」などの理由で誰にも「相談しなかった人」の割合が44%でになっています。
証拠の有無は、各種ハラスメント被害において非常に重要な要素です。証拠が足りなければ、なにも認められません。会社側も働く側も、それは同じです。いずれも法的措置が必要な場合、大切なのは正確に証拠を掴むことですが、証拠となるデータが改ざんされていたり、消去されている場合も多いため、簡単には確保できません。だからこそ、厳密なデータ保全によって、確たる証拠が取り出せる、当社の「フォレンジック調査」が必要です。デジタルデータは発信または保存した日時まで正確性があり、どのパソコンやスマホから送信されたかといったことまで分かるため、これらを調査して隠されている「事実」を見つけ出すことができるのです。
新たなデータが上書きされることで証拠データが消えてしまう可能性があります。
本来であれば復旧できたデータも復旧困難になる場合があります。
通常の操作で複製したデータは証拠として使えない場合があります。
北海道から沖縄まで、全国各地の警察・捜査機関の方よりご相談いただいております。